漫画

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四コマ漫画

漫画(まんが、Manga、Comics(コミック)、cartoon(カトゥーン) )は、絵と文字を使って描く作品。

概要[編集]

いくつものコマに分けて表現する「コマ割り漫画」の意味で使われることが多い。風刺などに使われる「一コマ漫画」を指す場合もある。「ジャパン・パンチ」掲載の政治風刺画は中学校くらいで見たことがあるはずなのだが、なぜか記憶にない人が多い。

歴史[編集]

初期の連載漫画は、コミック・ストリップ(新聞漫画)が主流だった。新聞に連載漫画として掲載されて大人気となった作品『ホーガンズ・アレイ』によって、連載漫画が普及していったといわれる。『イエロー・キッド』と題名を変えながらも、アメリカ合衆国の競合する新聞社に連載されるなどした。

1930年代には、アメリカン・コミックスが登場。漫画雑誌が登場することになる。さらには『アクション・コミックス』から誕生した『スーパーマン』は、漫画界に多大な影響を与えることとなる。

日本においては、手塚治虫の登場によって日本独自の進化を遂げていくことになる。ここから派生した流れとして、フランスの「バンド・デ・シネ」がある。

現在は雑誌やコミックスだけではなく、web上にアップロードしたweb小説web漫画と言うものもある。しかし、これらには一般的に販売されている漫画などをアップロードする場合があり、著作権肖像権の侵害が問題となっている。

技法・手法[編集]

もともとは政治漫画などの一コマがあり、ストーリーがある「四コマ漫画」があり、コマ割りも変化して記号化した。タチキリ、見開き、フキダシ、コマ枠の前に主要キャラクターの全身像を描くなど、さまざまある。降下線もナワ線や放射線、おどろ線もあり、花が飛んだり喧嘩雲やら絆創膏やら汗やらタレ線などいろいろあって、田川水泡や長谷川町子で育った世代に石ノ森章太郎のマンガは読めないという世代ギャップも話題となった。このあたりは夏目房之介『手塚治虫はどこにいる』(ちくま文庫 な 13-3) に詳しい。

関連項目[編集]