方言

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方言(ほうげん)とは、単一の言語の中での地域による小さな差異のことである。この差異は発音・文法・語彙・一部の言語においては文字などの多様な要素に及ぶ。

概要[編集]

日本語にも方言は存在し、一般的には特定の地域でしか使われない語彙が方言と呼ばれ、共通語と対比して呼ばれることが多いが、それだけが方言ではない。

なお、異なる2つの言語であると考えるか、互いに同じ言語の方言同士と考えるかの違いは曖昧であり、しばしば政治的な側面を含む。たとえば、沖縄の言葉を日本語の沖縄方言として理解するか、日本語とは別の沖縄語として理解するか、といった例がある。

方言は従来そのまま書き言葉として使われることは少なかったが、近年ではインターネット、特に話し言葉で書くSNSの普及により、方言が書き言葉となることも多くなっている。一方、このような動きに伴い方言の均一化も進んでいる。

関連項目[編集]