駐在所
ナビゲーションに移動
検索に移動
駐在所(ちゅうざいしょ)とは、警察官、消防吏員、海上保安官が常駐、もしくは企業の駐在員が使用する建物。
概要[編集]
官公署としては、郊外や過疎地域・山間部・離島などで、交番と同等の役割を果たす警察、消防または海上保安庁の施設である。企業では、営業所を設けるまでもない小規模の営業・サービス拠点について、出張所と共に使われる。
警察[編集]
交番は交代勤務制であるが、駐在所は警察官とその家族が住む官舎が一緒になっていて、何かあったら24時間いつでも対応するのが駐在所であり、交番とは似て非なるものである。
そのため、過疎地域や山間部、離島などに多く存在し、交番よりは地域との交流が深く、駐在さんと呼ばれて地域住民から親しまれているケースも存在する。人口が多い場所は交代制でも忙しいため駐在所はあまり存在しないが、交番統合など警察署の合理化のために、警察官OBを配置した「地域安全センター」などと称する施設がある。