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島の例(長崎県の軍艦島

(しま)とは、水に囲まれ、高潮時においても水面上にある陸地。

概要[編集]

国連海洋法条約(第121条)により、「島とは、自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、高潮時においても水面上にあるものをいう」と定義されている。
面積がオートストラリア以上の陸地は大陸とする[注 1]ので、面積最大の島であるグリーンランド以下の陸地が「島」となる[注 2]

海上保安庁は、次の基準を設けている[1]

  1. 周囲が100m以上のもの
  2. 何らかの形で本土とつながっている島について、それが防波堤のような細い構造物でつながっている場合は島として扱い、それより幅が広くつながっていて本土と一体化しているようなものは除外する。
  3. 埋立地は除外する。

主に水中に隠れていたり、水面上にわずかに姿を現す岩は「岩礁」という。日本の沖ノ鳥島は満潮時でもかろうじて水没しないことから「島」と認められている。

領土が島だけで成る国を島国もしくは海洋国という。島がたくさん連なったものは島群といい、規模や形状によりいくつかの種類に分かれる。

種類[編集]

陸と地質が共通しているものは洋島、そうでないものは陸島という。この他、火山噴火でできた火山島、人工的にできた人工島などがある。

日本の主な島[編集]

本土4島[編集]

離島[編集]

世界の主な島[編集]

アジア[編集]

ヨーロッパ[編集]

アフリカ[編集]

北アメリカ・カリブ海[編集]

南アメリカ[編集]

オセアニア[編集]

南極[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 面積ではなく、海に流れ込まない内陸河川の有無で大陸を定義する場合もある。ちなみにオーストラリアに内陸河川は存在する。
  2. 但し、過去に存在したインド亜大陸は例外。
出典
  1. 離島の概要内閣府

外部リンク[編集]