回避

回避（かいひ）とは：

1. 避けてぶつからないようにすること、危険や面倒を避けること。
2. 訴訟事件で、裁判官または裁判所書記官が自己に除斥または忌避される原因があると考え、その事件の取り扱いを自発的に避けること。

用例

• 単位が不安と言っていた彼はなんとか留年を回避したようだ。
• 無実の他人に責任を押し付けて自分が責任回避できるとは思うなよ。
• とっさの判断で ハンドルを右に 回して子どもの飛び出しを回避した。「かもしれない運転」は大切である。
• 明後日に大会を控えているというのに、小さな段差を回避できず、足を捻挫してしまった。
• 畳の下に潜って、闇金の取り立てをなんとか回避した。
• 雪山登山中、ガイドのジョン氏がクレバスの位置を教えてくれて、あと一歩のところで滑落を回避した。彼は私の命の恩人だ。
• 渋滞を回避して早く家に帰りたいから有料のバイパスを利用したのに、目の前で事故が起きて車線がふさがれてしまい、暫く帰れそうにない。
• たまたま昨日株券を手放したことが、莫大な損失を回避することになった。
• 浮気相手と街を歩いていたところ、向かいから夫が歩いてきたのが遠目に見えたので、寸前のところで隠れて浮気バレを回避した。危なかった。
• 妻は浮気バレを回避したと思い込んでいる様子だが、無様に物陰に隠れた様子は探偵によってしっかりと映像に収められている。月末に地獄を見せてやる。
• MediaWikiサイトでは、しばしば「曖昧さ回避」という言葉が使われるが、日本語としては不自然である。

関連項目

• 忌避
• 排斥