林間学校

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

林間学校(りんかんがっこう)とは、主に春から秋にかけて山間部や高原地帯で行われる宿泊を伴う軍事野営訓練校外学習である。地域によっては宿泊研修自然体験学習などと呼ばれ、林間学校とは呼ばない場合がある。

中学校以降では一泊移住と呼ばれることが多い。

概要[編集]

臨海部や都市部の学校で山間部や高原地帯の宿舎に宿泊して集団生活を送り、山林の自然を身近に体験しながら集団生活を通じて普段の学校の授業では学べないことを学ぶ、校外での集団生活を通じての思い出作りといった目的で実施される。

林間学校は学習指導要領内の学校行事について定めた項目では「遠足・集団宿泊的行事」に分類される。

主な行事内容としては

  • テント設営
  • 登山
  • 飯盒炊爨
  • バーベキュー
  • キャンプファイヤー
  • オリエンテーリング
  • 川遊び

などが行われる。なお山間地にある学校では臨海部で行う臨海学校が行われる。(臨海学校ではなく林間学校を行う学校もある。)

臨海学校同様、ゆとり教育の見直しに伴う学校行事の精選、教職員の働き方改革宿舎の老朽化や利用率低下等の理由による閉鎖などの事情により林間学校を行う学校は減少している。

余談[編集]

昭和のゆかい漫画『丸出だめ夫』には林間学校のシーンがたびたび登場するが、意外なのは屋外で授業をしていた点である。授業中に、だめ夫が飛んできたオニヤンマを素手で捕まえるシーンが出てくる。