徳島県

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とくしまけん
徳島県
徳島県旗.png
県旗
日本国旗.png日本
地方四国地方
人口743,356 人
面積4,146.80 km2
人口密度179 人/km2
公式サイトwww.pref.tokushima.lg.jp
役場・中心施設画像徳島県庁..jpeg
役場・中心施設位置徳島市万代町1-1
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徳島県(とくしまけん)は、日本都道府県の一つ。

概要[編集]

県庁所在地は徳島市。面積は4,416.65km²。四国地方の東部にある都道府県。
大部分が山地のため人口は少なく、少子高齢化は四国4県の中では最も深刻である。他県のように対策はしているがどれ程の効果が有ったのかは未知数。

隣接する[編集]

兵庫県香川県愛媛県高知県と接している。紀伊水道に面していて[1]、海上で和歌山県とも接している。
四国の東端にあたり、同じ中国四国地方の広島・松山・高知よりは、大阪・神戸・和歌山の方が近い。そのため、極めて近畿志向の強い県となっている。

徳島県に隣接する県
香川県 兵庫県
愛媛県 徳島県 和歌山県
高知県
※ 和歌山県は紀伊水道、兵庫県は鳴門海峡を挟んで隣接。

地理[編集]

吉野川と吉野川大橋

山地が多く全県面積のおよそ8割を占めている。県内最高峰は剣山(つるぎさん)で標高1,955メートルである。剣山の北方を流れる吉野川は水源が高知県で徳島県内で大小の深い峡谷を作り、三好市から東に蛇行し広く、徳島平野を形成している[1]

吉野川の北側は標高が低く、扇状地が発達し、吉野川下流の低地は勝浦川及び那賀川下流の低地と共に広く水田地帯となっている。吉野川分水嶺の南斜面山地は豊富な森林地帯で平地は少ない。阿南市以南では山地が直接海にせまった海岸で、東北の砂浜海岸とは著しい対照をなし、海は深く、港湾として適当な地形をもっている[1]

地形は全体的に和歌山県と似ていて、左右反転させるとほぼ重なる。

他の四国3県と山岳地帯で接している一方、海上で接している関西地域からの放送波が海上を通じて伝搬しやすく、NHKラジオ第2放送は沿岸部に置いていた送信所を廃止している。また、県域民放局も四国放送FM徳島しかない。

歴史[編集]

  • 1871年(明治4年)7月 - 徳島県を設置。
  • 同年11月 - 一旦名東県と改称。旧淡路国域を編入。
  • 1873年(明治6年)年2月 - 香川県を編入。
  • 1876年(明治9年) - 旧・阿波国域が高知県、旧淡路国域が兵庫県に編入。
  • 1890年(明治23年) - 徳島県が現在の県域で再設置され現在に至る。

教育[編集]

大学[編集]

国立
私立

高等専門学校[編集]

交通[編集]

徳島県では、交通におけるJR(国鉄)の存在感が小さい。なぜなら、JRだと県外の最重要都市である大阪神戸といった阪神地域に向かうには、岡山経由の遠回りを強いられる一方、阪神地域へは昔から阿波國共同汽船などが最短に近いルートで旅客船が直行し、小松島港からも和歌山で南海電車と連絡するフェリーが運行されていたからである。瀬戸大橋に遅れて神戸淡路鳴門自動車道が開通すると京阪神直行の高速バスが運行され、JRの存在感は圧倒的に小さくなった。
県内でも徳島から鳴門までであっても鉄道は池谷経由の遠回りであり、さらに四国内でも、松山へは途中駅乗り換え必至に加え、最短ルートで鉄道が通じておらず、高知も途中駅での乗り換えが必至なため、鉄道優位にならない。

鉄道[編集]

電化路線が一度も建設されたことがない。

高徳線の吉成〜板野間および鳴門線は電化する予定で建設されたが、電化されなかった[注釈 1]。この2路線の駅間距離が短いのは電化計画の名残である。

電化路線は徳島県内には存在しないが、徳島県の中心に位置する徳島駅はJR四国管内での乗降者数が高松駅に次ぐ第2位を誇っている。また、普通列車の本数も1時間に1本以上は確保されている。

四国旅客鉄道[編集]

第三セクター鉄道[編集]

2021年に世界で初めてDMVを実用運行させた阿佐海岸鉄道の路線が県南部にある。

高速バス路線[編集]

関西方面

徳島駅から明石(舞子)、神戸(三宮)、大阪への高速バスが大量に運行され、京都へも高速バスが直通している。明石・神戸行、大阪行とも毎時2本ずつある。
JR四国バス・本四海峡バス・西日本JRバス3社の「JR連合」共同運行便と、徳島バス・神姫バス・神戸山陽バス・阪神バス・阪急バスなどの「民間連合」共同運行便が、ほとんど同じ区間に路線を持っている。運行ルートは両連合でほぼ同じなのに、乗場やチケットセンターは連合毎で分かれているケースが多く、この点は不便。

夜行便

東京、名古屋へ夜行高速バスが直通している。

中四国方面

中四国内は、国道11号経由時代からの伝統がある高徳特急バスの他、岡山、広島、高知、松山へ高速バスが直通し、松山へは鉄道より短絡ルートを経由する(愛媛県境と高縄半島)。

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航路[編集]

道路[編集]

航空[編集]

文化[編集]

スポーツ[編集]

サッカー

Jリーグに徳島ヴォルティスを抱えている。

野球

独立リーグ四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスがホームとしている。

徳島県舞台の作品[編集]

連続テレビ小説

徳島県の聖地[編集]

  • 姫さま狸の恋算用

言語[編集]

阿波弁が使われる。阿波弁はほぼ関西弁の一種と言ってよく、標準語圏の人にとっては、神戸・大阪あたりの言葉とほぼ区別がつかない。幸福の科学の動画に出て来る霊言の多くが阿波弁であるが、関西弁に聞こえる人が多い様である。

なお、大阪弁と一番見分けがつきやすい点は、「~から」を「~けん」と言うところである。あと、完了形「〜とる」と進行形「〜よる」の区別があるのも大きな特徴で、これは中国四国地方のほぼ全域や兵庫県の方言と共通である。

また、多くの関西人同様、日本中どこに行っても方言を隠さない人が多い。そのため、東京で関西系の訛りの人を見かけたら、徳島県民である確率はそれなりに高い。

特産品[編集]

見どころ[編集]

本のアイコン.pngよみものプロジェクトのライターが『とくしまの魅力』を執筆しています。

など

脚注[編集]

注釈
  1. 鉄道評論家の寺本光照は高徳線を全線電化して、特急「うずしお」を廃止して、「マリンライナー」を徳島まで延長することを自著で提言している。
出典
  1. a b c 徳島県について”. 徳島県. 2017年1月23日確認。

外部リンク[編集]


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