出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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(いと。𦾔字体は「絲」)は、草の繊維、蚕の繭、動物の毛などを撚りあわせた、紐状のものを指す。

概要[編集]

まず、繊維を取り出すところから始まる。それを紡いで撚り合わせ(ここで「紡錘」が用いられる)、糸車で巻きとる。この段階で「糸巻き」に巻き取るなどして取引され(これが「絲」の字源であるらしい)、それを「織る」ことで「」になる。
「不織布」という言葉があるが、「不紡布」のほうが正確であろう。「布」と「紙」の差である。

人間生活との関わり・利用[編集]

「細く長い」の譬えとして用いられ、用例としては「糸瓜(へちま)」「揖保の糸」などが知られる。

脚注[編集]