改元(かいげん)とは、元号(年号)を改めることである。
東アジア地域では、紀年は60年周期の干支や君主(皇帝や王、天皇)の在位期間を意味し、君主の退位に伴って暦を再び元年から始めることを改元と呼んでいた。単一の君主の治世において、天変地異の発生や、逆に瑞兆が現れた際に改元が行われることも多かった。
日本の改元[編集]
日本では、江戸時代までは他の東アジア地域と同じように天皇の在位中にも元号が改められたが、明治時代に皇室典範の制定によって一世一元になった。戦後の皇室典範改正によって法規定が消失したが、1979年に元号法が制定され、再び一世一元が明文化された。
関連項目[編集]