J1リーグ
国 | 日本 |
大陸連盟 | アジア |
開幕年 | 1993年 |
チーム数 | 18[1](2023シーズンより20チーム)チーム |
レベル | 1部リーグ |
下位リーグ | J2リーグ |
リーグ杯 | Jリーグカップ (YBCルヴァンカップ) |
オープン杯 | 天皇杯 JFA全日本サッカー選手権大会 |
国際大会 | AFCチャンピオンズリーグ |
2022年優勝 | 横浜F・マリノス |
最多優勝 | 鹿島アントラーズ(7回) |
今年度 | 2023年 |
J1リーグは日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)における1部リーグ。明治安田生命保険がタイトルパートナーにつき、 「明治安田生命J1リーグ」 の名称で開催されている。下位リーグにJ2リーグがある。
概要[編集]
1999年に2部制になった際にJリーグ・ディビジョン1 (J.LEAGUE DIVISION 1) の名称になり、Jリーグのタイトルパートナーに明治安田生命保険が就任した2015年以降は明治安田生命J1リーグ (MEIJI YASUDA J1 LEAGUE) が正式名称となっている。
J1優勝・2位・3位のチームに、翌年のAFCチャンピオンズリーグ (ACL) の出場権が与えられる[2]。
レギュレーション[編集]
各カードともホームアンドアウェイの2回戦総当たり、年間34試合[3]の成績により順位を決める。
勝ち点は勝利チームに3点、敗北の場合は0点、引き分けの場合は両チームに1点が加えられる。勝ち点が同じだった場合、続いて得失点差→総得点→総失点→当該チーム間の直接対決の成績→反則ポイントの順に優劣が決められ、反則ポイントまでで順位が決まらない場合は抽選で決定する[4]。
年間成績の上位3チームにACL出場権が与えられ、下位2チーム (基本的に17位・18位のチーム) はJ2に降格する。また下位1チーム (基本的に16位のチーム) はJ1参入プレーオフ決定戦でJ2のトーナメントを勝ち上がった上位1チームと対戦し、入れ替えか残留かを争う。
表彰[編集]
- 優勝チーム - Jリーグ杯 (優勝シャーレ) ・明治安田生命杯・日本サッカー協会会長杯・チャンピオンフラッグ・賞金3億円・チャンピオンエンブレム (翌シーズンのユニフォームの、右袖のJリーグのマークがこれに置き換わる)
- また、優勝チームは翌年のFUJIFILM SUPER CUP[5]の出場権を得る。
- 準優勝チーム - Jリーグ杯 (準優勝シャーレ) ・賞金1億2000万円
- 3位チーム - 賞金6000万円
2020年は新型コロナウイルス対策費用を捻出するため、賞金はいずれも50%減額となった。
2023年のチーム[編集]
本拠地の北から南の順に表示。ACL出場チームはチーム名の前に☆をつけている。◎は前年度優勝チーム。
- 北海道コンサドーレ札幌
- 鹿島アントラーズ
- 浦和レッズ
- 柏レイソル
- FC東京
- ☆川崎フロンターレ
- ☆◎横浜F・マリノス
- 横浜FC
- 湘南ベルマーレ
- アルビレックス新潟
- 名古屋グランパス
- 京都サンガF.C.
- ガンバ大阪
- セレッソ大阪
- ヴィッセル神戸
- サンフレッチェ広島
- アビスパ福岡
- サガン鳥栖
歴代優勝チーム・得点王[編集]
得点王のカッコ内の数字はその選手の得点数。
年 | 優勝チーム | MVP |
---|---|---|
1993 | ヴェルディ川崎 | ディアス (28) |
1994 | ヴェルディ川崎 | オッツェ (30) |
1995 | 横浜マリノス | 福田正博 (32) |
1996 | 鹿島アントラーズ | 三浦知良 (23) |
1997 | ジュビロ磐田 | エムボマ (25) |
1998 | 鹿島アントラーズ | 中山雅史 (36) |
1999 | ジュビロ磐田 | ファン ソノン (24) |
2000 | 鹿島アントラーズ | 中山雅史 (20) |
2001 | 鹿島アントラーズ | ウィル (24) |
2002 | ジュビロ磐田 | 高原直泰 (26) |
2003 | 横浜F・マリノス | ウェズレイ (22) |
2004 | 横浜F・マリノス | エメルソン (27) |
2005 | ガンバ大阪 | アラウージョ (33) |
2006 | 浦和レッズ | ワシントン・マグノ アウベス (26) |
2007 | 鹿島アントラーズ | ジュニーニョ (22) |
2008 | 鹿島アントラーズ | マルキーニョス (21) |
2009 | 鹿島アントラーズ | 前田遼一 (20) |
2010 | 名古屋グランパス | 前田遼一・ケネディ (17) |
2011 | 柏レイソル | ケネディ (19) |
2012 | サンフレッチェ広島 | 佐藤寿人 (22) |
2013 | サンフレッチェ広島 | 大久保嘉人 (26) |
2014 | ガンバ大阪 | 大久保嘉人 (18) |
2015 | サンフレッチェ広島 | 大久保嘉人 (23) |
2016 | 鹿島アントラーズ | レアンドロ・ピーター ウタカ (19) |
2017 | 川崎フロンターレ | 小林悠 (23) |
2018 | 川崎フロンターレ | ジョー (24) |
2019 | 横浜F・マリノス | 仲川輝人・マルコス ジュニオール (15) |
2020 | 川崎フロンターレ | オルンガ (28) |
2021 | 川崎フロンターレ | レアンドロ ダミアン・前田大然 (23) |
2022 | 横浜F・マリノス | チアゴ サンタナ (14) |
その他トピック[編集]
- J1リーグは日本のサッカー界における最上位のリーグであることから、優勝チーム決定時は全国ニュースになることがほとんどである。優勝決定時にNHKでは速報テロップを表示し、番組の途中でもJ1優勝を知らせている。
- 優勝チームに授与されるJリーグ杯 (優勝シャーレ) は、Jリーグ創設当初に事務局長を務めた久米一正がイギリスから調達してきたものである。2018年12月の久米の葬儀で、初代チェアマン・川淵三郎によって明かされた[6]。
脚注[編集]
関連ページ[編集]
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