首都

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首都(しゅと、英:Capital, Capital city)は、政治の中心となっている都市のこと。

概要[編集]

普通、国家元首がいて、立法・行政・司法の最高機関が集まる都市が首都である。国内最大の都市であることが多いが、小都市に首都機能を置くケースもあるし、複数都市に分散している国もある。なお、法律で首都を規定している国もある。

日本[編集]

日本では慣習的に時の権力者の意向で事実上の政治の中心が定められており、頂点の朝廷が平安京遷都以降、京都に置かれる一方、武家政権の拠点は室町時代を除き、京都以外を転々とし、「二眼レフ」中枢状態となっていた。
明治維新以降、天皇陛下が皇居を行在所としてから、日清戦争時の一時期[注 1]を除き、東京がそれに当たる慣習法的ポジションとなっていく。こうした経緯で、首都機能は東京が担っている一方、国内法においては首都を規定した法律はない。そのため時代背景の関係から、京都市民のなかには、首都は京都であると主張する意見も累代の在住者を中心に見られる傾向にある。
ただ、昭和天皇まで京都で行われた即位式が、平成期以降、東京で行われており、この点で首都である根拠を喪失している。

また、東京および周辺が地震や大洪水などの自然災害に見舞われた場合に備えて首都機能移転計画も存在している。かつては、首都機能移転について専門的に検討する部署が存在し、移転候補地も示したほどだが、現政府内においては存在せず、現在は完全に下火になっている。一方で、日本放送協会が本部機能のバックアップを大阪に置くなど、東京の機能不全の対策を取っている法人もある。

日本国外[編集]

国外では、主要都市間の対立や人口偏在の緩和の観点から最大都市でない中立地に首都を置く国もあり、ワシントンD.C.オタワ(人口約80万)、キャンベラ(人口37万)、ブラジリアイスラマバードがその好例である。また、カリマンタン島に建設中のヌサンタラもこの例に当てはまる。
オランダアムステルダムが首都とされているが、政府機関や王宮は人口3位のハーグに置かれている。
また、南アフリカ共和国は三権の首都機能が分散しており、国会はケープタウン、行政府はプレトリア最高裁判所ブルームフォンテーンに置かれている[注 2]

首都一覧[編集]

事実上独立した国家も含む。

西アジア[編集]

独立国[編集]

事実上独立国[編集]

東アジア[編集]

独立国[編集]

アフリカ[編集]

独立国[編集]

未承認・事実上独立国[編集]

オセアニア[編集]

北アメリカ[編集]

中央アメリカ[編集]

南アメリカ[編集]

ヨーロッパ[編集]

ロシア連邦の共同体国家[編集]

中央連邦管区[編集]

  • なし

北西連邦管区[編集]

南部連邦管区[編集]

北カフカース連邦管区[編集]

沿ヴォルガ連邦管区[編集]

ウラル連邦管区[編集]

  • なし

シベリア連邦管区[編集]

極東連邦管区[編集]

関連項目[編集]

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  1. 日清戦争開戦前に、大本営が広島城に移ったことに伴い、帝国議会や行政中枢も広島市に移り、広島が事実上臨時首都となった。
  2. 加えて、証券取引所がヨハネスブルグにあり、経済中枢も分散している。