北キプロス・トルコ共和国
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北キプロス・トルコ共和国(きたキプロス・トルコきょうわこく)は、キプロス共和国からの独立を宣言しているキプロス島の北部を占めている国。通称北キプロス。
概要[編集]
キプロスでは、トルコ系住民とギリシャへの併合を望むギリシャ系住民の対立があった。ギリシャへの併合が進むと危機感を募らせたトルコ共和国が軍事介入をして北キプロスを占領。ギリシャ系住民の多くがキプロス島の南部に逃れた結果、北部ではトルコ系住民が多数派となる。
北キプロスは南キプロスに対して、連邦制を導入した対等な関係の国家を要求。交渉は難航して、「北キプロス・トルコ共和国」として1983年11月15日に独立宣言することとなった。現在、北キプロスを国家承認している国はトルコ共和国のみとなっている。そのため、国際社会からは孤立気味となっている。