モンロビア
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モンロビア(Monrovia)とは、アフリカ西部、リベリア共和国の首都である。リベリア中西部の大西洋に注ぐセントポール川河口に位置する。人口は1999年時点で47万9000人。都市名の由来はアメリカ合衆国の第5代大統領・ジェームズ・モンローの名にちなんで名付けられた。
概要[編集]
1822年にアメリカ殖民協会がアメリカの解放奴隷が入植する拠点として建設した。1847年にリベリアが独立すると、首都に選定されて急速に発展する。1948年にブッシュロッド島に近代的設備を持つ新港が完成し、同時に西アフリカ初の自由港にもなった。1951年にはボミヒルズ鉄鉱山への鉄道が開通し、港からは鉄鉱、木材、ゴム、ヤシ油を輸出している。1989年からのリベリア国民愛国戦線(NPFL)によるリベリア内戦で、1992年に西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)軍の空爆で市街地の半分が破壊された。1996年4月、リベリア内戦が再発して市街地は完全に無秩序な状態に置かれ、10年間に人口が20万人も減少する事態となった。