南スーダン
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南スーダン共和国(みなみスーダンきょうわこく)は、東アフリカに位置する国家。アフリカ連合加盟国。名の通り、スーダンの南隣にある国。
概要[編集]
面積は619,745km²。首都はジュバ。
スーダン共和国、エチオピア、ケニア共和国、ウガンダ共和国、中央アフリカ共和国、コンゴ民主共和国と国境を接している。海岸と接していない内陸国。
歴史[編集]
独立[編集]
2011年1月の住民投票によって、スーダン共和国からの独立を支持する票が98.83%にのぼって独立が決定。2011年7月9日にスーダンからの分離により独立する。
国境紛争[編集]
スーダンとの国境紛争が勃発。油田をめぐっての争いは激しく、戦争状態になる可能性もある。
内部抗争[編集]
独立を主導したスーダン人民解放運動(SPLM)の内部抗争が激化。キリスト教が多いという共通点がありながらも一枚岩ではなく、サルバ・キール・マヤルディ大統領と副大統領を解任されたリエック・マチャル(マーシャル)の間での戦闘は激しくなっていく。マーシャルを支持していた勢力によるクーデター未遂事件が起こり、大統領はマーシャルによる犯行だと断定して追求する。2014年1月に停戦合意をしたものの、戦闘は継続。100万人規模の避難民を出す事態となっている。このため、日本の外務省は全域に退避勧告を出し、いかなる場合でも渡航しないよう呼びかけている。また、既に滞在している場合は安全な他国に退避するように呼びかけている。