ドミニカ国
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ドミニカ国(Commonwealth of Dominica)とは、中米南東部のミニ島嶼国である。ドミニカ共和国とは異なる国である。西インド諸島の小アンティル諸島中部にある火山島からなる。面積は751平方キロ。人口は2002年の時点で7万2000人。首都はロゾー。公用語は英語。ドミニカは「安息の日」を意味する。
概要[編集]
1493年にクリストファー・コロンブスが来航し、1635年にフランス植民地となった。その後イギリスとフランス間で争奪戦が繰り返された末、1805年にイギリス領として確定する。1967年に英国自治領西インド連合州の結成に参加し、1978年にイギリス連邦の一員として独立した。
熱帯原生林に覆われる火山島で「カリブの植物園」と呼ばれる。しかしハリケーンの通り道にあたるため、風水害が非常に多い。西岸はマッコウクジラの世界的な生息地で、サトウキビやバナナ、ライム、グレープフルーツなどの栽培が盛んである。果物の缶詰製造や石鹸製造も盛んに行なわれている。
国旗に紫色を使う唯一の国である。
最高峰はディアブロタン山で、標高1,447m。
国民[編集]
- 白人5%、先住民(カリブ族)5%、黒人3%、混血(英国人・フランス人と黒人・先住民との混血)80%、その他(アジア人など)7%。
外部リンク[編集]
- 政府
- 日本政府
- 日本外務省 - ドミニカ国 (日本語)
- 在トリニダード・トバゴ日本国大使館 - 在ドミニカ国大使館を兼轄 (英語)
- 観光
- ドミニカ国観光省 (英語)
- ドミニカ国政府観光局 (英語)