バヌアツ
バヌアツ共和国（バヌアツきょうわこく、Republic of Vanuatu）とは、オセアニア州の国。国際電話番号は678である。太平洋南西部、メラネシア南東部に位置する島嶼国であり、全長730キロメートルのニューブリデス諸島を中心とした80余りの火山島から成り立っている。国土面積は1万2190平方キロメートル。人口は2002年時点で20万2000人。首都はポートピラ。国名は「我らの土地」を意味する。
概要[編集]
日本において、この国はあまり注目されることは無いが、あえて言うならエロマンガ島が有名である[1]。
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歴史[編集]
ペンテコステ島で行われる通過儀礼の「ナゴール」が、バンジージャンプの原型になったことでも有名。
1606年にスペイン人のペドロ・フェルナンデス・デ・キロスがエスピリツサント島に来航したのを契機に、イギリスとフランスとの間で争奪戦が繰り広げられた。このため、英仏両国の間で共同管理方式が採用されて1906年に世界で唯一の英仏共同統治領として発足することになる。しかし、共同統治を背景にしてイギリス系とフランス系の政党が政権争奪を繰り返すなど、内情は極めて不安定な状況が続いていた。1980年7月30日、英連邦の一員として独立を果たし、バヌアツ共和国が成立する。しかし独立直前に北部のエスピリツサント島でフランス系住民によるベマラナ国分離独立騒動が勃発し、パプアニューギニアの軍隊の援助を得てようやく反乱を鎮圧するほどだった。
非同盟中立や太平洋の非核化を主張するなど急進的な政策を進めているが、オフショア（税制優遇措置）金融による財政安定化にも積極的に関与している。
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地理[編集]
隣接する国は以下の通り。
緯度が低く、熱帯雨林気候である。冬は東京の夏並の暑さで、夏は札幌の夏並の気候となる。
行政[編集]
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脚注[編集]
- ↑ 最近は、現地の読みに近づけて｢イロマンゴ島｣とも示されることがある。