ベリーズ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちがベリーズの項目をおカタく解説しています。
国旗

ベリーズBelizeBZ))とは、中米ユカタン半島南東部に存在する小国である。首都ベルモパン政体立憲君主制。国土面積は2万3000平方キロ(日本秋田県の約2倍ほど)。人口2011年の時点で32万1000人。人口密度は14人/㎢。国名の由来は諸説があって未だに定説を見ていない。マヤ語で「泥水」「低湿地」を意味するのが有力と見られている。なお、スペイン語ではベリセと言われている。

概要[編集]

歴史[編集]

この地は古くにおいて高度なマヤ文明9世紀までは繁栄したことで知られている。1502年に探検家のクリストファー・コロンブスが来航して以来、スペイン植民地となる。1730年代頃からイギリス人の入植が始まると、次第に英西の間でこの地をめぐる争奪戦が行なわれだした。最終的には1862年にイギリスの勝利となり、同国の植民地となる。1970年ハリケーンの被害を避けるために沿岸部のベリーズから内陸のベルモパンに遷都した。1973年にイギリス領ホンジュラスからベリーズに名称を変更し、1981年9月21日にイギリス連邦の一員として独立を達成。そのわずか4日後には国連に加盟した。

1984年には独立後初めてとなる総選挙が実施され、親米中道右派の統一民主党UDP)が勝利して政権を担当した。ところが、その後は中道左派の人民統一党PUP)が勝利するなど、交互に政権交代が続く事態となる。ただし、政情は意外に安定している。

隣国のグアテマラとは1821年の独立以来、ベリーズの領有権をめぐって対立してきたが、1991年に国境を画定した上で外交関係を樹立し、ひとまず関係は正常化している。

地理[編集]

中米のユカタン半島南東部の、カリブ海に臨む小国で、ほとんどの国土は平坦地であるが、北部と沿岸部には広大な低湿地が広がっている。亜熱帯性の海洋気候で、貿易風のためにおいても比較的涼しい。

首都・ベルモパンの年平均気温は27度で、最高気温が8月の28.8度、最低気温は1月の24.1度であり、年間降水量は1762ミリである。

全土の65パーセントがジャングルで、残りの大半は沼沢地という厳しい自然条件のため、かつてこの国を訪れたイギリスの風刺作家であるオルダス・ハクスリーが「この世の果て」とまで評するほどの土地である。カリブ海沿岸部のサンゴ礁列島の長さは、オーストラリアグレートバリアリーフに次いで世界第2位であり、西半球では最大規模を誇り、1996年にはユネスコ世界自然遺産に登録されている。

経済[編集]

主な産業は農業林業漁業で、マホガニー材ロッグウッドロブスターなどの魚介類、柑橘類、バナナ砂糖などを輸出している。バナナやオレンジの果物栽培が盛んで、1人1日あたりの果物消費量は700グラム(2001年の統計。ちなみに日本の同年統計は149グラム)で世界一を誇る。

また、マヤ文明の繁栄した地のため、ジャングル内にアルトゥンハシュナントゥニッチをはじめとする多くの遺跡が存在するなど、観光資源も多い(ただし、これらの遺跡はまだまだ調査が必要である)。

住民[編集]

言語[編集]

宗教[編集]

通貨単位[編集]

国内総生産[編集]

  • 1人当たり国内総生産は4159米ドル(2010年

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

政府
日本政府
観光
加盟国
英連邦王国

アンティグア・バーブーダ | イギリス | オーストラリア | カナダ | グレナダ | ジャマイカ | セントクリストファー・ネイビス | セントビンセント・グレナディーン | セントルシア | ソロモン諸島 | ツバル | ニュージーランド | バハマ | パプアニューギニア | バルバドス | ベリーズ

その他の加盟国

インド | ウガンダ | エスワティニ | ガイアナ | ガーナ | カメルーン | ガンビア | キプロス | キリバス | ケニア | サモア | ザンビア | シエラレオネ | シンガポール | スリランカ | セーシェル | タンザニア | ドミニカ国 | トリニダード・トバゴ | トンガ | ナイジェリア | ナウル | ナミビア | パキスタン | バヌアツ | バングラデシュ | フィジー | ブルネイ | ボツワナ | マラウイ | マルタ | マレーシア | 南アフリカ | モザンビーク1 | モーリシャス | モルディブ | ルワンダ1 | レソト
脱退国

アイルランド | ジンバブエ

11はイギリスの植民地・保護国だったことのない国。