アイルランド
アイルランド共和国(アイルランドきょうわこく、Poblacht na hÉireann)は、ヨーロッパのアイルランド島の南部にある共和国である。グレートブリテン島の西方、アイルランド島(面積8万2380平方キロメートル)の大半を占める国家である。アイルランド語ではエール(Eire)という。
Poblacht na hÉireann,Republic of Ireland
国旗 | |
政治体制 | 共和制 |
首都 | ダブリン |
最大都市 | ダブリン |
公用語 | アイルランド語 |
建国年月日 | 1922年12月6日 |
通貨 | ユーロ |
通貨コード | EUR |
面積 | 70,273㎢(118位) |
水面積率 | 2% |
GDP | 4255億4900万ドル(MER) 4794億300万ドル(PPP) |
一人当たりGDP | 85,205ドル(MER) 95,994ドル(PPP) |
ISO 3166-1 | IE / IRL |
国歌 | The Soldier’s Song |
国際電話番号 | 353 |
ccTLD | .ie |
最高指導者等氏名 | マイケル・D・ヒギンズ(大統領) |
首相等氏名 | レオ・バラッカー(首相) |
地理[編集]
イギリスの北アイルランドと接している。首都はダブリン。国土面積は7万273平方キロメートル。人口は2002年の時点で359万人。アイルランドとは「西方の地」を意味する。
歴史[編集]
イギリスが最初に得た植民地である。イギリスはアイルランドの農民に重税を課し、窮乏した農民はジャガイモを常食にしていたが、ジャガイモの疫病のため、多数の農民が餓死し、多数の農民がアメリカ合衆国への移民となった。一方、イギリスに対する反感は強まるばかりで、第一次世界大戦後の1919年から起きたアイルランド独立戦争を経て、プロテスタントの多い北部6州を北アイルランド、カトリックの多い南部26州を南アイルランドに分割してそれぞれイギリスの自治領となる。独立戦争終結後の1921年12月6日に英愛条約を締結したことで、南アイルランドは1922年12月6日にアイルランド自由国となった。しかし、北アイルランドはイギリスに残ったことでアイルランド内戦が勃発することになり、独立戦争以上の死傷者が出たといわれる。1998年のベルファスト合意まで、北アイルランドの領有権を主張することになった。1938年にイギリスが独立を承認し、1949年には共和制に移行した。
政治[編集]
アイルランドは共和制で、上院のシャナズ・エアラン、下院のドイル・エアランという二院制を採用している。
主な政党[編集]
地域区分[編集]
アイルランドは26の州で構成されている。アイルランド島はコノート、マンスター、レンスター、アルスターの4つの地方に分類されることが多く、このうち6州は北アイルランドに所属する。
- ダブリン州
- ウィックロー州
- ウェックスフォード州
- カーロウ州
- キルデア州
- ミース州
- ラウス州
- モナハン州
- キャバン州
- ロングフォード州
- ウェストミース州
- オファリー州
- リーシュ州
- キルケニー州
- ウォーターフォード州
- コーク州
- ケリー州
- リムリック州
- ティペラリー州
- クレア州
- ゴールウェイ州
- メイヨー州
- ロスコモン州
- スライゴ州
- リートリム州
- ドニゴール州
外部リンク[編集]
欧州連合加盟国 |