アディスアベバ

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アディスアベバは、エチオピア首都であり最大の都市である。

概要[編集]

エチオピア中央部に位置する。標高約2,500mの高原地帯に位置する。都市圏人口は約720万人で、名古屋クラスの大都市である。四方をオロミア州に囲まれている。

地理[編集]

各都市との位置関係は以下の通り。

周辺の主要都市および距離
ハルツーム(990km)
ガダーレフ(660km)
バハルダール(320km)
ジッダ(1380km)
アスマラ(700km)
デセ(250km)
サナア(920km)
タイズ(760km)
コムボルチャ(250km)
ワーウ(1190km)
ガンベラ(470km)
ネケムテ(240km)
アディスアベバ バハン(1070km)
ハルゲイサ(590km)
ディレダワ(350km)
カンパラ(1180km)
ロドワル(740km)
ジンマ(260km)
ナイロビ(1160km)
モヤレ(610km)
アワッサ(220km)
モガディシュ(1060km)
マンデラ(660km)
ギニール(300km)


気候[編集]

温帯夏雨気候(Cwb)に属する。高山地帯なので緯度の割に気温が低い。夏は釧路並に涼しく、冬は沖縄並に温暖である。

歴史[編集]

14世紀以降、北方の紅海沿いから発展したエチオピア帝国の領土に入る。高原の避暑地であったが、19世紀後半になり、エチオピアの新しい首都として都市が建設された。

交通[編集]

空港[編集]

都心から南東へ8kmの所に、アディスアベバ空港があり、世界各地への便がある。

1961年開港のボレ国際空港や隣国ジブチと結ぶアディスアベバ・ジブチ鉄道がある。

鉄道[編集]

都心から南西14kmの所にアディスアベバ・フリレブ駅があり、東部ディレダワ方面に向かう特急列車が発車する。路線は交流電化。

市内では路面電車(LRT)が2系統運行している。他の鉄道路線とは接続しておらず、孤立した鉄道網となっている。

関連項目[編集]

脚注[編集]