メキシコ

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このページでは、1867年以後に成立したメキシコ合衆国について解説しています。そのほかの用法については「メキシコ (曖昧さ回避)」をご覧ください。

国旗

メキシコ合衆国（メキシコがっしゅうこく）は、北アメリカの連邦共和国。通称メキシコ（現地では｢メヒコ｣）。世界に2つある合衆国のうちの1つである。

概要[編集]

首都はメキシコシティ（メキシコ市）。南部にグアテマラとベリーズ、北部にアメリカ合衆国と国境を接している。海は太平洋、メキシコ湾、カリブ海に接している。公用語は、スペイン語。

メキシコの国旗は、緑、白、赤の縦三分割の色の中央に国章を配した旗。緑は民族の運命における国民の独立と希望、白はカトリックや宗教的な純粋さ、赤は愛国者の血と民族の統一を表している。

白人9％、メスティソ55％、原アメリカ人（ネイティブ・アメリカン）30％、その他（黒人、ムラート、アジア系など）6％^[1]。国民の7割が肥満とされる。

1864年から1867年までフランスの傀儡政権メキシコ帝国のマクシミリアーノ1世が処刑され、ベニート・フアレスによって建国される。

1876年にクーデターを起こしてから1911年までポルフィリオ・ディアスが大統領として独裁体制をひくも、メキシコ革命で大統領を辞任してフランスに亡命して失脚。メキシコ革命は大統領が追放されてからも内部対立によって1917年まで混乱が続くことになった。

1929年に国民革命党（PNR）として結成されて1938年にメキシコ革命党（PRM）、1946年に制度的革命党（PRI）と改名されながら2000年に大統領選で敗北するまで71年間にわたってPRIが与党として君臨する。

経済危機を二回経験している。一人当たりGDPは1万5千ドルで世界の中位。

メキシコでは麻薬組織の抗争が多いことで知られている。麻薬関連の犯罪は後を絶たず、麻薬組織とつながりがあるとして政治家も逮捕されている。