胃癌(いがん)とは、胃に出来る癌の総称である。
ピロリ菌感染、喫煙習慣、食事習慣などが原因として挙げられる。肝臓や腹膜へよく転移し、腹膜全体に癌細胞がばら撒かれる腹膜播種にまで発展することもある。
治療法は外科手術による胃の切除とリンパ節郭清、内視鏡を利用して癌細胞を切除する内視鏡治療、化学療法が有効とされる。他の癌の治療でも用いられる放射線治療はあまり用いられない。
5年生存率は胃癌全体でおよそ7割程度。ただし胃切除を行った場合、ビタミンB12の吸収がされなくなるため概ね切除から5年前後で貧血になりやすくなるとされる。