国鉄145系電車
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国鉄145系電車(こくてつ145けいでんしゃ)とは、日本国有鉄道の事業用直流電車である。
概要[編集]
事業用の旧型国電置き換え用に、当時置き換えが進んでいた101系を改造した車両である。101系の改造車であるため、床下機器は101系そのままのものもある。
形式別解説[編集]
クモヤ145形[編集]
けん引車用に改造した型式。100番台は救援車として使用できるようになっている。
クル144形・クモル145形[編集]
配給車用に改造した型式。JR西日本のクル144-15/クモル145-1015が廃車されたため、現在は廃形式である。
改造[編集]
1000番台[編集]
主電動機をMT46AからMT54に交換した車両。西日本旅客鉄道所属の車両に行われた。原番号+1000されて1000番台に改番された。
運用[編集]
JR東日本[編集]
2020年に「吾妻カッター」として知られるクモヤ145-107が廃車されたため、車籍のある145系は存在しない。
新秋津にある総合訓練センターではクモヤ145-118が訓練機械として使われている。
JR東海[編集]
廃車や123系への改造などにより、現在は存在しない。
JR西日本[編集]
ほぼ全ての145系が1000番台化され、少し廃車は出ているものの牽引車としては現役であり、現在は試運転や廃車回送で使用されている。しかし、クル144・クモル145については前述の通り最後まで残った15号車が廃車されたため消滅済みである。
派生形式[編集]
- 国鉄クモユニ147形電車 - 本形式同様に101系電車から改造し、かつ抑速ブレーキを装備した郵便荷物合造車。
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