新幹線500系電車
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1998年ブルーリボン賞受賞車両 |
新幹線500系電車 | |
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基本情報 | |
運用者 | JR西日本 |
製造所 | 川崎重工業[* 1] 近畿車輛[* 2] 日立製作所笠戸事業所[* 3] 日本車輌製造[* 4] |
製造年 | 1996年(量産先行車) 1997年 - 1998年(量産車) |
製造数 | 144両 |
投入先 | 山陽・東海道新幹線 |
主要諸元 | |
編成 | 16両(W編成・全電動車) 8両(V編成・全電動車) |
軌間 | 1,435 mm |
電気方式 | 交流 60Hz 25,000V(架空電車線方式) |
最高運転速度 | 270 km/h(東海道区間) 300 km/h(山陽区間・W編成) 285 km/h(V編成) 120 km/h(博多南線) |
設計最高速度 | 320 km/h |
起動加速度 | 1.6 km/h/s 1.92 km/h/s(高加速度設定時) |
減速度(常用) | 0 - 70km/h時:2.70 km/h/s 120km/h時:2.24 km/h/s 230km/h時:1.45 km/h/s 320km/h時:1.12 km/h/s |
減速度(非常) | 0 - 70km/h時:3.64km/h/s 230km/h時:2.03km/h/s 320km/h時:1.57 km/h/s |
編成定員 | W編成:計1,324名[200名] V編成:計557名(普通車のみ) [ ]内はグリーン車 |
編成重量 | 満車700.0t、自重629.6t(W1編成) 自重350.0t(V編成) |
編成長 | W編成:404 m V編成:204 m |
全長 | 先頭車 27,000 mm 中間車 25,000 mm |
全幅 | 3,380 mm |
全高 | 4,490 mm |
車体高 | 3,690 mm |
車体材質 | アルミニウム合金 |
台車 | 軸梁式ボルスタレス台車 (WDT205) |
主電動機 | かご形三相誘導電動機WMT204(285kW/275kW) |
駆動方式 | WN駆動方式 |
歯車比 | 2.79 |
編成出力 | 285kW×64 = 18,240kW(W1編成) 275kW×64 = 17,600kW(W2 - W9編成) 275kW×32 = 8,800kW(V編成) |
制御方式 | VVVFインバータ制御(GTOサイリスタ素子)(現在一部の編成がIGBTインバーターに更新されている。) |
制御装置 | WPC5 (5400kVA) |
制動装置 | 回生併用電気指令式空気ブレーキ(応荷重装置付き) |
保安装置 | ATC-1型、ATC-NS |
備考 | 均衡速度は365 km/h。 脚注 |
新幹線500系電車(しんかんせん500けいでんしゃ)とは、JR西日本に所属している新幹線車両である。
概要[編集]
1996年より、東海道・山陽新幹線で運行される「のぞみ」の高速化を目的として製造が開始された。JR西日本が初めて単独で設計・製造し、かつ世界初の最高時速300kmで運転が可能な新幹線車両であったが、製造費用が掛かるため9編成のみの製造に留まった。
2007年にN700系の量産が開始され、2010年までに全編成がのぞみ運用から離脱。同時に8両化され山陽新幹線専用車となったが、量産先行車のV1編成は短縮改造を受けずに引退。なお、1号車は京都鉄道博物館に、16号車は日立製作所笠戸事業所に保存されている。
現在は700系レールスターと共通運用を組んでいるが、2023年より廃車が始まっており、2027年までに全編成の引退が見込まれる。
関連項目[編集]
脚注[編集]
新幹線の車両 |
JR西日本の鉄道車両 |