JR西日本323系電車
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JR西日本323系電車(JRにしにほん323けいでんしゃ)は、西日本旅客鉄道の通勤型車両である。大阪環状線の主力車両でもある。
概要[編集]
大阪環状線の旧国鉄時代に製造された103系と201系を置き換えるために2016年12月24日のクリスマス・イブの日にデビューした。
近畿車輛と川崎重工業で製造され、オレンジを基調とする車体となっている。
通勤型ではあるが、ホームドアの関係で大阪環状線に直通する大和路線・阪和線・関西空港線の221系・223系や225系と同様の3扉車となっている[注 1]。
車内はオールロングシートで、321系や225系と異なりドア上にLCDを搭載する。
デザインは著名デザイナーを起用せず、JR西日本と近畿車輛デザイン室が共同で進めたが、木村一男(名古屋学芸大学)教授がデザインのアドバイザーとして参加している。2016年度のグッドデザイン賞を受賞した[1]。
一方置き換え対象となった103系は10月3日の103系の日に引退し、201系は2018年度に引退する予定だったが、最終的に2019年6月6日をもって華々しく引退を迎えている。
なお、323系は本来201系や103系などで使われていた大阪環状線から大和路線直通の区間快速には運用されていないが、今後運行される可能性がある。その後、201系の置き換えが発表されたが、こちらは221系の玉突き転配で賄われることになった。
また、323系は大阪環状線と朝夕で直通運転をおこなっている桜島線の全列車の運用にも入っている。
脚注[編集]
- 注
- ↑ 本形式投入後、JR東海315系電車が3扉通勤車として投入されている。
- 参考文献
JR西日本の鉄道車両 |