仲代達矢
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仲代 達矢(なかだい たつや、1932年12月13日 - )は、日本の俳優。妻は演出家、女優、脚本家の宮崎恭子。養女は仲代奈緒。弟はシャンソン歌手の仲代圭吾。
プロフィール[編集]
概要[編集]
本名は仲代 元久(なかだい もとひさ)。
東京都立北豊島工業学校中退、東京都立重機工業学校を経て、東京都立千歳高等学校定時制卒業。
主な出演作品は『令嬢ジュリー』、『東海道四谷怪談』、『ハムレット』、『オセロ』、『友達』、『リチャード三世』、『どん底』、『ソルネス』、『ドライビング・ミス・デイジー』、『マクベス』、『肝っ玉おっ母と子供たち』、『バリモア』/『炎の人』、『人間の條件』、『野獣死すべし』、『用心棒』、『椿三十郎』、『切腹』、『天国と地獄』、『大菩薩峠』、『四谷怪談』、『他人の顔』、『殺人狂時代』、『上意討ち 拝領妻始末』、『御用金』、『華麗なる一族』、『金環蝕』、『不毛地帯』、『闇の狩人』、『雲霧仁左衛門』、『影武者』、『二百三高地』、『鬼龍院花子の生涯』、『乱』、『金融腐食列島 呪縛』、『春との旅』、『海辺のリア』、『ゴメスの名はゴメス』、『新・平家物語』、『砂の器』、『影狩り』、『飢餓海峡』、『忠臣蔵 風の巻・雲の巻』、『大地の子』、『清左衛門残日録』、『秀吉』、『風林火山』など。
人物[編集]
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受賞・受章[編集]
- 1955年:『新劇』 新人演技賞(『幽霊』)
- 1957年:エランドール賞 新人賞
- 1961年:第16回毎日映画コンクール 男優主演賞(『人間の條件』)
- 1961年:NHK映画賞 主演男優賞(『人間の條件』)
- 1962年:第13回ブルーリボン賞 主演男優賞(『切腹』)
- 1962年:第36回キネマ旬報賞 主演男優賞(『切腹』、『椿三十郎』)
- 1969年:京都市民映画祭 助演男優賞(『人斬り』)
- 1974年:紀伊国屋演劇賞(『リチャード三世』、『友達』)
- 1975年:毎日芸術賞(『どん底』、『令嬢ジュリー』)
- 1975年:芸術選奨文部大臣賞(『どん底』、『令嬢ジュリー』)
- 1980年:文化庁芸術祭賞 優秀賞(『ソルネス』)
- 1980年:第35回毎日映画コンクール 男優演技賞(『影武者』)
- 1980年:ゴールデン・アロー賞 大賞・映画賞
- 1980年:第23回ブルーリボン賞 主演男優賞(『影武者』、『二百三高地』)
- 1981年:エランドール賞 特別賞
- 1982年:マニラ映画祭 主演男優賞(『鬼龍院花子の生涯』)
- 1992年:日本シェイクスピア賞 男優賞
- 1992年:「シュヴァリエ」芸術文化勲章
- 1993年:紀伊国屋演劇賞(『リチャード三世』)
- 1995年:NHK放送文化賞
- 1996年:紫綬褒章
- 1999年:東京都文化賞
- 1999年:モンブラン国際文化賞
- 2000年:坪内逍遙大賞
- 2003年:勲四等旭日小綬章
- 2004年:松尾芸能賞 大賞
- 2005年:文化庁芸術祭賞 大賞(『ドライビング・ミス・デイジー』)
- 2006年:読売演劇大賞 選考委員特別賞(『ドライビング・ミス・デイジー』)
- 2007年:文化功労者
- 2010年:日本映画批評家大賞 ダイヤモンド大賞(荻昌弘賞)
- 2011年:第28回日本映画復興賞 復興賞
- 2013年:山路ふみ子映画賞 功労賞
- 2013年:川喜多賞
- 2013年:朝日賞
- 2015年:三船敏郎賞
- 2015年:文化勲章
- 2016年:第39回日本アカデミー賞 協会栄誉賞
- 2018年:第38回高崎映画祭 最優秀主演男優賞(『海辺のリア』)
- 2018年:第25回読売演劇大賞 芸術栄誉賞
- 2019年:第32回東京国際映画祭 特別功労賞
出演[編集]
太字は主演
演劇[編集]
公演年 | 作品名 | 演出 | 作 | 上演団体 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1954年(昭和29年) | 赤いランプ | 千田是也 | 真船豊 | 俳優座 | |
若人よ蘇れ | 千田是也 | 三島由紀夫 | 俳優座 | ||
1955年(昭和30年) | 女村長アンナ | 千田是也 | フリードリヒ・ヴォルフ | 俳優座 | |
馬どろぼう | 木村鈴吉 | バーナード・ショー | 俳優座 | ||
三ちゃんと梨枝 | 島田安行 | 田中千禾夫 | 俳優座 | ||
森は生きている | 青山杉作 | マルシャーク | 俳優座 | ||
どれい狩り | 千田是也 | 安部公房 | 俳優座 | ||
幽霊 | 大木靖 | ヘンリック・イプセン | 俳優座 | 1956年にかけて公演 | |
町人貴族 | 田中千禾夫 | モリエール | 俳優座 | ||
1956年(昭和31年) | 死せる魂 | 土方与志 | ニコライ・ゴーゴリ | 俳優座 | |
鋏 | 阿部広次 | 田中澄江 | 俳優座 | ||
死水を下からとった話 | 島田安行 | 田中千禾夫 | 俳優座 | ||
1957年(昭和32年) | タルチュフ | 田中千禾夫 | モリエール | 俳優座 | |
りこうなお嫁さん | 岩村久雄 | 千田是也 | 俳優座 | ||
1958年(昭和33年) | 令嬢ジュリー | 大木靖 | ストリンドベリ | 俳優座 | |
1959年(昭和34年) | 愛と死の戯れ | 田中千禾夫 | ロマン・ロラン | 俳優座 | |
1961年(昭和36年) | 黄色い波 | 千田是也 | 小山祐士 | 俳優座 | |
1962年(昭和37年) | 一度に二人の主人を持つと | 小沢栄太郎 | ゴルドーニ | 俳優座 | |
1963年(昭和38年) | ものみな歌で終わる | 千田是也 | 花田清輝 | 俳優座 | |
1964年(昭和39年) | ハムレット | 千田是也 | ウィリアム・シェイクスピア | 俳優座 | 1965年にかけて公演 |
東海道四谷怪談 | 小沢栄太郎 | 鶴屋南北 | 俳優座 | ||
1966年(昭和41年) | アンナ・カレーニナ | 千田是也 | トルストイ | 俳優座 | |
1967年(昭和42年) | どれい狩り | 千田是也 | 安部公房 | 俳優座 | |
1968年(昭和43年) | 紅塵 | 阿部広次 | ショーン・オケーシー | 俳優座 | |
東海道四谷怪談 | 小沢栄太郎 | 鶴屋南北 | 俳優座 | ||
1970年(昭和45年) | オセロ | 千田是也 | ウィリアム・シェイクスピア | 俳優座 | |
1973年(昭和48年) | 愛の眼鏡は色ガラス | 安部公房 | 安部公房 | 安部公房スタジオ | |
1974年(昭和49年) | リチャード三世 | 増見利清 | ウィリアム・シェイクスピア | 俳優座 | |
友達 | 安部公房 | 安部公房 | 安部公房スタジオ | ||
1975年(昭和50年) | どん底 | 増見利清 | マクシム・ゴーリキー | 俳優座 | 1976年にかけて公演 |
令嬢ジュリー | 隆巴・関谷幸雄 | ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ | 俳優座 | ||
1977年(昭和52年) | ジュリアス・シーザー | 増身利清 | ウィリアム・シェイクスピア | 俳優座 | |
1978年(昭和53年) | オイディプス王 | 隆巴 | ソポクレス | 無名塾 | |
1980年(昭和55年) | ソルネス | 隆巴 | ヘンリック・イプセン | 無名塾 | |
1981年(昭和56年) | 毒の華 マンドラゴラ | 隆巴 | ニッコロ・マキャヴェッリ | パルコ・仲代プロジェクト | |
1982年(昭和57年) | マクベス | 隆巴 | ウィリアム・シェイクスピア | パルコ・仲代プロジェクト | |
1985年(昭和60年) | どん底 | 隆巴 | マクシム・ゴーリキー | パルコ・仲代プロジェクト | |
1986年(昭和61年) | プァー・マーダラー 哀しき殺人者 | 隆巴 | パヴェル・コホウト | パルコ・無名塾 | |
1987年(昭和62年) | ルパン | 隆巴 | 隆巴 | パルコ・無名塾 | |
1988年(昭和63年) | 肝っ玉おっ母と子供たち | 隆巴 | ベルトルト・ブレヒト | パルコ・無名塾 | |
1990年(平成2年) | シラノ・ド・ベルジュラック | 隆巴 | エドモン・ロスタン | 無名塾 | |
1991年(平成3年) | 令嬢ジュリー | 隆巴 | ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ | 俳優座 | |
1993年(平成5年) | リチャード三世 | 隆巴 | ウィリアム・シェイクスピア | 無名塾 | |
1995年(平成7年) | ソルネス | 隆巴 | ヘンリック・イプセン | 無名塾 | |
1996年(平成8年) | リチャード三世 | 隆巴・林清人 | ウィリアム・シェイクスピア | 無名塾 | |
1997年(平成9年) | いのちぼうにふろう物語 | 林清人 | 山本周五郎 | 無名塾 | 劇作は隆巴 |
1998年(平成10年) | 愛は謎の変奏曲 | 宮田慶子 | エリック=エマニュエル・シュミット | 松竹 | |
1999年(平成11年) | どん底 | 林清人 | マクシム・ゴーリキー | 無名塾 | |
2000年(平成12年) | セールスマンの死 | 林清人 | アーサー・ミラー | 無名塾 | |
2001年(平成13年) | ウィンザーの陽気な女房たち | 林清人 | ウィリアム・シェイクスピア | 無名塾 | |
2002年(平成14年) | セールスマンの死 | 林清人 | アーサー・ミラー | 無名塾 | |
2003年(平成15年) | 森は生きている | 仲代達矢 | サムイル・マルシャーク | 無名塾 | |
2004年(平成16年) | いのちぼうにふろう物語 | 林清人 | 山本周五郎 | 無名塾 | 劇作は隆巴 |
2005年(平成17年) | ドライビング・ミス・デイジー | 丹野郁弓 | アルフレッド・ウーリー | 民藝・無名塾 | 2009年まで公演 |
2008年(平成20年) | ドン・キホーテ | 丹野郁弓 | ミゲル・デ・セルバンテス | 無名塾 | 上演台本は岡山矢 |
2010年(平成22年) | ジョン・ガブリエルと呼ばれた男 | 栗山民也 | ヘンリック・イプセン | テレビ朝日 | |
2011年(平成23年) | 炎の人 | 鵜山仁 | 三好十郎 | 無名塾 | |
2012年(平成24年) | Hobson's Choice 〜ホブソンの婿選び〜 | 丹野郁弓 | ハロルド・ブリッグハウス | 無名塾 | |
2013年(平成25年) | 授業 | 林清人 | ウージェーヌ・イヨネスコ | 無名塾 | |
青ひげ公の城 | 井上道義 | バラージュ・ベーラ | 東京芸術劇場 | オペラ | |
ロミオとジュリエット | 高瀬久男 | ウィリアム・シェイクスピア | 無名塾 | ||
2014年(平成26年) | バリモア | 丹野郁弓 | ウィリアム・ルース | 無名塾 | 2015年にかけて公演 |
2015年(平成27年) | 死の舞踏 | 小林政広 | ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ | メジャーリーグ | リーディング公演 |
おれたちは天使じゃない | 丹野郁弓 | アルベール・ユッソン | 無名塾 | 脚本はサム&ベッラ・スピーワック
2016年にかけて公演 | |
2017年(平成29年) | 肝っ玉おっ母と子供たち | 隆巴 | ベルトルト・ブレヒト | 無名塾 | 2018年にかけて公演 |
2019年(令和元年) | ぺてん師 タルチュフ | 髙橋和男 | モリエール | 無名塾 | 2019〜2020年にかけて公演
(新型コロナウィルスの影響で一部中止) |
2019年(令和2年) | 人間失格 | 岡山矢 | 太宰治 | 無名塾 | 2020年にかけて公演 |
映画[編集]
1950年代[編集]
公開年 | 作品名 | 役名 | 制作(配給) | 備考 |
---|---|---|---|---|
1954年(昭和29年) | 七人の侍 | 通りすがりの浪人(ノンクレジット) | 東宝 | 映画デビュー作 |
1955年(昭和30年) | 市川馬五郎一座顛末記 浮草日記 | 組合の青年 | - | |
1956年(昭和31年) | 火の鳥 | 長沼敬一 | 日活 | |
裸足の青春 | 和田雄次 | 東宝 | ||
サザエさん | ノリスケ | 東宝 | ||
おしどりの間 | 安藤 | 東宝 | ||
1957年(昭和32年) | 大番シリーズ | 新どん | 東宝 | |
あらくれ | 木村 | 東宝 | ||
ひかげの娘 | 本橋 | 東宝 | ||
続大番 (風雲篇) | 新どん | 東宝 | ||
危険な英雄 | 今村記者 | 東宝 | ||
肌色の月 | 滝二郎 | 東宝 | ||
黒い河 | 人斬りジョー | 松竹 | ||
続大番 (怒涛篇) | 新どん | 東宝 | ||
サザエさんの青春 | ノリスケ | 東宝 | ||
1958年(昭和33年) | 乾杯!見合結婚 | 笹田国彦 | 東宝 | |
母三人 | 河上健作 | 東宝 | ||
夜の波紋 | 真崎 | 松竹 | ||
結婚のすべて | 中山明 | 東宝 | ||
ぶっつけ本番 | 原 | 東宝 | ||
続大番 (完結篇) | 新どん | 東宝 | ||
風流温泉日記 | 島田和夫 | 宝塚映画(東宝) | ||
炎上 | 戸刈 | 大映 | ||
裸の太陽 | 新どん | 東映 | ベルリン国際映画祭青少年向映画賞 | |
1959年(昭和34年) | 人間の條件 第1・2部 | 梶 | 松竹 | 主演 |
野獣死すべし | 伊達邦彦 | 東宝 | 主演 | |
鍵 | 木村 | 大映 | ||
銀座のお姐ちゃん | 田村京助 | 東宝 | ||
暗夜行路 | 要 | 東宝 | ||
人間の條件 第3・4部 | 梶 | 松竹 | 主演 |
1960年代[編集]
公開年 | 作品名 | 役名 | 制作(配給) | 備考 |
---|---|---|---|---|
1960年(昭和35年) | 女が階段を上る時 | 小松謙一 | 東宝 | |
娘・妻・母 | 黒木信吾 | 東宝 | ||
青い野獣 | 黒木康彦 | 東宝 | ||
みな殺しの歌より 拳銃よさらば! | 坪田 | 東宝 | ||
1961年(昭和36年) | 人間の條件 第5・6部 | 梶 | 松竹 | 主演・完結篇 |
用心棒 | 卯之助 | 東宝 | ||
妻として女として | 南 | 東宝 | ||
雲がちぎれる時 | ジェームス・キムラ | 松竹 | ||
永遠の人 | 小清水平兵衛 | 松竹 | ||
1962年(昭和37年) | 椿三十郎 | 室戸半兵衛 | 東宝 | |
からみ合い | 古川菊夫 | 松竹 | ||
お吟さま | 高山右近 | 松竹 | ||
切腹 | 津雲半四郎 | 松竹 | 主演 | |
乳房を抱く娘たち | 賢一 | 大映 | ||
1963年(昭和38年) | 憂愁平野 | 巽魚次郎 | 東宝 | |
天国と地獄 | 戸倉警部 | 東宝 | ||
五十万人の遺産 | 群司満 | 宝塚映画(東宝) | ||
白と黒 | 浜野一郎 | 東宝 | ||
みれん | 木下涼太 | 東宝 | ||
女の歴史 | 秋本隆 | 東宝 | ||
1964年(昭和39年) | ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗 | - | 東宝 | |
蟻地獄作戦 | 一色中尉 | 宝塚映画(東宝) | ||
怪談 | 巳之吉 | 東宝 | ||
1965年(昭和40年) | 最後の審判 | 金井次郎 | 東宝 | |
股旅 三人やくざ | 初雁の千太郎 | 東映 | ||
四谷怪談 | 民谷伊右衛門 | 東宝 | ||
血と砂 | 佐久間大尉 | 東宝 | ||
1966年(昭和41年) | 五匹の紳士 | 笈田 | 松竹 | |
大菩薩峠 | 机竜之助 | 宝塚映画(東宝) | ||
他人の顔 | 男 | 東宝 | ||
沈丁花 | 金平教授 | 東宝 | ||
1967年(昭和42年) | 殺人狂時代 | 桔梗信治 | 東宝 | |
佐々木小次郎 | 宮本武蔵 | 東宝 | ||
上意討ち 拝領妻始末 | 浅野帯刀 | 東宝 | ||
ゴメスの名はゴメス 流砂 | 坂本修 | 松竹 | ||
旅路 | 室伏雄一郎 | 東宝 | ||
日本のいちばん長い日 | - | 東宝 | ナレーター | |
1968年(昭和43年) | 斬る | 源太 | 東宝 | |
連合艦隊司令長官 山本五十六 | - | 東宝 | ナレーター | |
肉弾 | - | ATG | ナレーター | |
野獣暁に死す | James El Fego | 東宝 | イタリア映画 | |
1969年(昭和44年) | 御用金 | 脇坂孫兵衛 | 東宝 | |
若者はゆく 続若者たち | - | 松竹 | ナレーター | |
栄光への5000キロ | 竹内正臣 | 松竹 | ||
日本海大海戦 | 明石元二郎 | 東宝 | ||
人斬り | 武市半平太 | 東宝 | ||
地獄変 | 絵師良秀 | 東宝 | ||
天狗党 | 仙太郎 | 大映 |
1970年代[編集]
公開年 | 作品名 | 役名 | 制作(配給) | 備考 |
---|---|---|---|---|
1970年(昭和45年) | 蝦夷館の決闘 | 本庄大膳亮 | 東宝 | |
幕末 | 中岡慎太郎 | 東宝 | ||
無頼漢 | 片岡直次郎 | 東宝 | ||
座頭市あばれ火祭 | 浪人 | ダイニチ | ||
商魂一代 天下の暴れん坊 | 吉田東洋 | 東宝 | ||
1971年(昭和46年) | 暁の挑戦 | 塚越 | 松竹 | |
激動の昭和史 沖縄決戦 | 八原博通 | 東宝 | ||
出所祝い | 岩橋清治 | 東宝 | ||
いのちぼうにふろう | 定七 | 東宝 | ||
1973年(昭和48年) | 王将 | 関根八段 | 松竹 | |
人間革命 | 日蓮 | 東宝 | ||
朝焼けの詩 | 作蔵 | 東宝 | ||
哀しみのベラドンナ | 悪魔 | 日本ヘラルド | ||
1974年(昭和49年) | 華麗なる一族 | 万俵鉄平・万俵敬介 | 東宝 | |
1975年(昭和50年) | 青春の門 | 伊吹重蔵 | 東宝 | |
吶喊 | 土方歳三 | ATG | ||
吾輩は猫である | 珍野苦沙弥 | 東宝 | 主演 | |
金環蝕 | 星野康雄 | 東宝 | 主演 | |
1976年(昭和51年) | 挽歌 | 桂木節雄 | 東宝 | |
続・人間革命 | 日蓮 | 東宝 | ||
不毛地帯 | 壱岐正 | 東宝 | 主演 | |
1977年(昭和52年) | 姿三四郎 | 矢野正五郎 | 東宝 | |
1978年(昭和53年) | 女王蜂 | 大道寺銀造 | 東宝 | |
雲霧仁左衛門 | 雲霧仁左衛門 | 松竹 | 主演 | |
火の鳥 | ニニギ | 東宝 | ||
ブルークリスマス | 南一矢 | 東宝 | ||
1979年(昭和54年) | 闇の狩人 | 清右衛門 | 東宝 | 主演 |
1980・1990年代[編集]
公開年 | 作品名 | 役名 | 制作(配給) | 備考 |
---|---|---|---|---|
1980年(昭和55年) | 二百三高地 | 乃木希典 | 東映 | 主演 |
影武者 | 武田信玄 | 東宝 | 主演 | |
1981年(昭和56年) | 日本の熱い日々 謀殺・下山事件 | 矢代 | 松竹 | |
1982年(昭和57年) | 鬼龍院花子の生涯 | 鬼龍院政五郎 | 東映 | 主演 |
遠野物語 | 乙蔵 | 日本ヘラルド | ||
1983年(昭和58年) | 日本海大海戦 海ゆかば | - | 東映 | ナレーション |
宇宙戦艦ヤマト 完結編 | - | 東映 | ナレーション[1] | |
1984年(昭和59年) | 北の螢 | 月潟剛史 | 東映 | |
1985年(昭和60年) | 乱 | 一文字秀虎 | 東宝・日本ヘラルド | 主演・フランスとの合作 |
食卓のない家 | 鬼童子信之 | 松竹富士 | 主演 | |
1986年(昭和61年) | 熱海殺人事件 | 二階堂伝兵衛 | ジョイパックフィルム | 主演 |
道 | 田島精治 | 東映 | ||
1987年(昭和62年) | ハチ公物語 | 上野秀次郎 | 松竹富士 | 主演 |
トリナクリア PORSCHE 959 | マサシ | 日本ヘラルド | ||
1988年(昭和63年) | 優駿 ORACION | 和具平八郎 | 東宝 | |
アナザー・ウェイ ―D機関情報― | 島村 | 東宝 | ||
1989年(平成元年) | 226 | 杉山元 | 松竹富士 | |
戦場にかける橋2/クワイ河からの生還 | 原田少佐 | 日本ヘラルド映画 | イギリス映画 | |
1991年(平成3年) | フィレンツェの風に抱かれて | 坂崎 | 東映 | |
陽炎 | 村井常次郎 | 松竹 | ||
1992年(平成4年) | 豪姫 | 古田織部 | 松竹 | |
遠き落日 | 小林栄 | 松竹 | ||
妖獣都市 〜香港魔界篇 | Gen Daishu | - | 香港映画 | |
1993年(平成5年) | 子連れ狼 その小さき手に | 柳生烈堂 | 松竹 | |
月光の夏 | 風間森介 | ヘラルド・エース | ||
1994年(平成6年) | 第2回欽ちゃんのシネマジャック 〜蛍の光〜 | あやしげな客 | 東宝 | |
1995年(平成7年) | EAST MEETS WEST | 勝麟太郎 | 松竹 | |
1996年(平成8年) | 宮澤賢治 その愛 | 宮澤静次郎 | 松竹 | |
1999年(平成11年) | 金融腐蝕列島〔呪縛〕 | 佐々木英明 | 東映 |
2000年以降[編集]
公開年 | 作品名 | 役名 | 配給 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2000年(平成12年) | 雨あがる | 辻月丹 | 東宝 | |
2002年(平成14年) | 助太刀屋助六 | 片倉梅太郎 | 東宝 | |
白い犬とワルツを | 中本英助 | 東映 | ||
陽はまた昇る | 松下幸之助 | 東映 | ||
2003年(平成15年) | 阿修羅のごとく | 竹沢恒太郎 | 東宝 | |
2005年(平成17年) | 男たちの大和/YAMATO | 神尾克己 | 東映 | |
2006年(平成18年) | 犬神家の一族 | 犬神佐兵衛 | 東宝 | |
2009年(平成21年) | 引き出しの中のラブレター | 速見恭三 | 松竹 | |
2010年(平成22年) | 春との旅 | 中井忠男 | ティ・ジョイ、アスミック・エース | 主演 |
座頭市 THE LAST | 天道 | 東宝 | ||
2012年(平成24年) | フクシマ2011 被曝に晒された人々の記録 | - | ゴー・シネマ | 語り |
毒とひまわり 名張毒ぶどう酒事件の半世紀 | - | 東風 | 語り | |
ツナグ | 秋山定之 | 東宝 | ||
2013年(平成25年) | 約束〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜 | 奥西勝 | 東海テレビ放送 | |
日本の悲劇 | 村井不二男 | 太秦 | 主演 | |
書くことの重さ 作家 佐藤泰志 | - | 太秦 | 語り | |
人類資金 | 笹倉暢彦 | 松竹 | ||
かぐや姫の物語 | 炭焼きの老人 | 東宝 | 声の出演 | |
2014年(平成26年) | ジョバンニの島 | 瀬能純平 | ワーナー・ブラザース映画 | 声の出演 |
2015年(平成27年) | 仲代達矢「役者」を生きる | - | アークエンタテインメント | ドキュメンタリー |
ゆずり葉の頃 | 宮謙一郎 | パンドラ | ||
NORIN TEN〜稲塚権次郎物語 | 稲塚権次郎 | 太秦 | ||
果し合い | 庄司佐之助 | 日本映画放送 | 主演
時代劇専門チャンネルでも放映 | |
2016年(平成28年) | ふたりの死刑囚 | - | 東海テレビ放送 | 語り |
2017年(平成29年) | 海辺のリア | 桑畑兆吉[2] | 東京テアトル | 主演 |
2018年(平成30年) | 返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す | - | アークエンタテインメント | 語り |
ああ栄光は君に輝く | - | タキオンジャパン | 語り[3] | |
眠る村 | - | 東海テレビ放送 | ナレーション | |
2019年(令和元年) | ある町の高い煙突 | 関根兵馬 | Kムーブ | |
2020年(令和2年) | 帰郷 | 宇之吉 | 時代劇専門チャンネル | 主演 時代劇専門チャンネルでも放映 |
2021年(令和3年) | 峠 最後のサムライ | 牧野忠恭(雪堂)[4] | 松竹 | 2020年に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になった |
テレビドラマ[編集]
- 忠直卿行状記(1958年、日本テレビ) - 松平忠直 役
- 仲代達矢アワー 加賀騒動(1964年、フジテレビ) - 大槻伝蔵 役
- 仲代達矢アワー 荒野の素浪人(1965年、フジテレビ)- 峠九十郎 役
- ゴメスの名はゴメス(1967年、フジテレビ) - 坂本修 役
- 沓掛時次郎(1967年、フジテレビ) - 沓掛時次郎 役
- 大河ドラマ(NHK)
- 木曜スペシャル 太平洋戦争秘話「緊急暗号電、祖国ヨ和平セヨ!」 - 欧州から愛をこめて(1975年、日本テレビ) - 勝村義朗 役 テレビ大賞優秀番組賞受賞作品
- 海は甦える(1977年、TBS) - 山本権兵衛 役 テレビ大賞優秀番組賞、エランドール賞特別賞受賞作品
- 砂の器(1977年、フジテレビ) - 今西栄太郎 役
- 追いつめる(1978年、フジテレビ) - 志田司郎 役
- 着ながし奉行 悪徳の巣にいどむ一匹侍(1981年、フジテレビ) - 望月小平太 役
- 丹下左膳 剣風!百万両の壺(1982年、フジテレビ) - 丹下左馬介 役
- 地獄の掟 闇の犯罪をめぐる影の証言(1982年、フジテレビ) - 幾造 役
- 影狩り(1983年、フジテレビ) - 室戸十兵衛 役
- 樅ノ木は残った(1983年、フジテレビ) - 原田甲斐 役
- 太閤記(1987年、TBS) - 語り
- 飢餓海峡(1988年、フジテレビ) - 弓坂刑事 役 放送文化基金賞受賞作品
- 友よ静かに瞑れ(1989年、フジテレビ)- 新藤 役
- 十三人の刺客(1990年、フジテレビ) - 島田新左衛門 役
- ビジネスマンの父より息子への30通の手紙(1990年、NHK)
- 荒木又右衛門 決闘 鍵屋の辻(1990年 NHK) - 荒木又右衛門 役[5]
- 戦艦大和(1990年、フジテレビ) - 伊藤整一役
- 忠臣蔵 風の巻・雲の巻(1991年、フジテレビ) - 大石内蔵助 役
- 風車の浜吉捕物綴(1992年、フジテレビ) - 根津の浜吉 役
- 清左衛門残日録(1993年、NHK) - 三屋清左衛門 役
- 五粒の真珠(1993年、毎日放送) - 御木本幸吉 役
- 静かなる熱狂 イサム・ノグチと女優(1993年、札幌テレビ) - イサム・ノグチ 役
- 大地の子(1995年、NHK) - 松本耕次 役[6] モンテカルロ・テレビ祭最優秀作品賞、文化庁芸術作品賞受賞作品
- 松本清張スペシャル・霧の旗(1997年、フジテレビ) - 大塚欽三 役
- 鏡は眠らない(1997年、NHK) - 大島恭一郎 役
- 宮之原警部 こころの事件簿 京都高瀬川殺人事件(1998年、フジテレビ) - 宮之原警部 役
- 袖振り合うも(2000年、NHK) - 岩男 役 文化庁芸術祭優秀賞、日本テレビ技術賞(録音)受賞作品
- 嘱託刑事・小山田昭平(2001年、テレビ東京) - 小山田昭平 役
- 春が来た(2002年、NHK) - 太郎兵衛(甘利長門) 役
- 世界の中心で、愛をさけぶ(2004年、TBS) - 松本謙太郎 役 (特別出演)
- 大化改新(2005年、NHK) - 南淵請安 役
- 星に願いを〜七畳間で生まれた410万の星〜(2005年、フジテレビ) - 若宮崇令 役
- 新・人間交差点(2006年、NHK) - 寺島由次 役
- 遠い国から来た男(2007年、TBS)- 津山雄作 役
- ドラマWスペシャル 學(2012年、WOWOW) - 風間信一 役
- 約束〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜(2012年、東海テレビ) - 奥西勝 役
- ドラマW 罪人の嘘(2014年、WOWOW) - 羽根田健之 役
- 土曜ドラマ 破裂(2015年、NHK) - 倉木蓮太郎 役
- 藤沢周平 新ドラマシリーズ 果し合い(2015年、BSスカパー!・時代劇専門チャンネル) - 庄司佐之助 役
- ドラマW コールドケース 〜真実の扉〜(2016年、WOWOW)
- 巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲(2016年10月5日、テレビ東京) - 橘洋平 役[7]
- 返還交渉人 -いつか、沖縄を取り戻す-(2017年8月12日、NHK BSプレミアム) - 語り
ラジオ[編集]
ドキュメンタリー[編集]
- クロサワ:ザ・ラスト・エンペラー(1999年)※イギリスで放映された黒澤明についてのドキュメンタリー
- テレビ東京開局35周年記念番組 仲代達矢・海を渡りて ネシアの旅人〜もうひとつの海のシルクロード(1999年、テレビ東京)
- いのちの響(2000年、TBS)
- 毒とひまわり〜名張毒ぶどう酒事件の半世紀〜(2010年、東海テレビ) - ナレーター
- 眠る村〜名張毒ぶどう酒事件 57年目の真実〜(2018年、東海テレビ) - ナレーター
バラエティ[編集]
CM[編集]
- トヨタ自動車クラウン ロイヤルシリーズ(1999年 - 2000年)
- モランボン
- サントリー 白札
- シオノギ製薬 ポポンS、パンテーン
- シチズン エクシード
- キリンビール ラガービール(1993年)
- キリン・シーグラム エンブレム
- サッポロビール サッポロ生ビール黒ラベル
ディスコグラフィー[編集]
- シングル
- 男の涙(作詞:高月ことば、作曲:村沢良介 / 1958年1月、テイチク)
- 東京の灯よさようなら(作詞:柴田忠男、作曲:村沢良介 / 1958年3月、テイチク)
- 青空のない男 作詞:柴田忠男、作曲:村沢良介 / 1958年3月、テイチク)
- 銀座ロックン(作詞:大高ひさを、作曲:村沢良介、編曲:伊藤恒久 / 1958年6月、テイチク)
- 小雨の駐車場(作詞:渋谷郁夫、作曲:野崎真一 / 1958年6月、テイチク)
- トランペット物語
著書[編集]
- 『役者 1955-1980』 講談社、1980年/小池書院「道草文庫」、1997年
- 『遺し書き 仲代達矢自伝』 主婦と生活社、2001年/中公文庫、2010年。改訂版
- 『老化も進化』講談社+α新書、2009年。聞き書
- 『仲代達矢が語る日本映画黄金時代』 聞き手春日太一、PHP新書、2013年/文春文庫、2017年。改訂版
- 『未完。』 KADOKAWA(角川書店)、2014年
その他[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ “宇宙戦艦ヤマト 完結編”. バンダイビジュアル. 2016年6月13日確認。
- ↑ “「仲代達矢84歳、Twitterはじめました」、主演作「海辺のリア」公開記念し開設”. 映画ナタリー. (2017年1月5日) 2017年1月5日閲覧。
- ↑ “キャスト”. 映画「ああ栄冠は君に輝く」. 2018年9月15日確認。
- ↑ “役所広司×小泉堯史で司馬遼太郎「峠」を初映像化、松たか子、田中泯ら出演”. 映画ナタリー. (2018年9月4日) 2018年9月4日閲覧。
- ↑ 番組エピソード 描き方も題材もさまざま!【時代劇特集】-NHKアーカイブス
- ↑ “ドラマスペシャル 『大地の子』”. NHKアーカイブス. NHK. 2021年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月21日確認。
- ↑ “仲代達矢、テレ東社員との18年前の約束果たす 玉木宏主演ドラマに出演”. ORICON STYLE. (2016年8月24日) 2016年8月24日閲覧。
- ↑ “仲代達矢/燃える男のバラード/長嶋茂雄その栄光のドキュメント”. 紀伊國屋書店. 2019年7月30日確認。