砂の器

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砂の器(すなのうつわ)とは、松本清張長編推理小説である。昭和35年(1960年5月から昭和36年(1961年4月まで新聞連載された。人気作品・名作として何度も映像化されている。

概要[編集]

国電蒲田操車場内で男性の殺害された死体が発見された。この被害者は東北訛りだった。刑事の今西栄太郎は秋田羽後亀田の駅名があることに気づくが、被害者は岡山県在住と判明する。調べた結果、島根県出雲地方では東北地方と似た方言を使用する地域であり、島根県に亀嵩の駅名が発見される。そしてやがて、本浦秀夫という男にたどり着いた。秀夫はやがて天才作曲家・和賀英良として注目を集める。

主な登場人物[編集]

今西 栄太郎(いまにし えいたろう)
本作の主人公警視庁捜査1課刑事であるが、出世コースからは外れている。敏腕刑事だが、不遇な環境で育ち、温かい家庭を築こうとしている。しかし妻は不倫して自殺している。
和賀 英良(わが えいりょう)
その出自が謎に包まれている若き天才作曲家。元の名は本浦秀夫。現職大臣の娘と婚約している野心家であるが、女性バーテンダー愛人関係にある。
本浦 千代吉(ほんうら ちよきち)
和賀の実の父親。

歴代ドラマ[編集]

外部リンク[編集]