文化勲章
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文化勲章(ぶんかくんしょう)とは、日本において学問や芸術などで文化の発達に多大な功績を挙げた人物に与えられる勲章のことである。
概要[編集]
昭和12年(1937年)2月11日の勅令・文化勲章令に基づいて制定。発案者は当時の広田弘毅首相。
昭和24年(1949年)以降になると、毎年11月3日の文化の日に授与されることになり、天皇陛下親授による親授式が皇居で実施される。
昭和26年(1951年)4月3日に公布された文化功労者年金法により、文化勲章受章者も含まれるようになると、以後この勲章を受けた者には終身年金として350万円が贈られるようになった。
ノーベル賞受賞の日本出身者は洩れ無く受章対象としている。中村修二や田中耕一は受章前の国内評価が低い中でキャッチアップで受賞した。一方、作家の大江健三郎は辞退している。
歴史[編集]
第1回の受章者には作家の幸田露伴や日本画家の横山大観ら著名人など9名が選ばれている。なお、女優の杉村春子のように候補に挙がりながら辞退した例もある。