小田急電鉄

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小田急電鉄株式会社
Odakyu Electric Railway Co., Ltd.
種類株式会社
本社所在地日本国旗.png日本
151-0053
東京都渋谷区代々木2丁目28番12号
設立1948年6月1日(前身の小田原急行鉄道は1923年5月1日設立)
業種サービス業
事業内容鉄道事業、不動産業、その他事業
代表者取締役社長 星野晃司
資本金603億5千9百万円
従業員数3,792名
外部リンク小田急電鉄

小田急電鉄株式会社(おだきゅうでんてつ、英:Odakyu Electric Railway Co., Ltd.)は鉄道事業、生活サービス事業(不動産業、旅行業、ホテル業、商業施設運営)を行う会社である。主として東京西部、神奈川県を活動領域とする。鉄道会社としては、大手私鉄16社のうちの1社である。

路線[編集]

新宿駅から乗降客数2位の町田駅、開発が進む海老名駅を経由し箱根の玄関口小田原駅を結ぶ。

代々木上原駅で東京メトロ千代田線、小田原駅で箱根登山線と直通運転を行う。

新百合ヶ丘駅から多摩ニュータウンの中心である小田急多摩センター駅を経由し唐木田駅を結ぶ。

相模大野駅から湘南エリアの中心藤沢駅を経由し片瀬江ノ島駅を結ぶ江ノ島線がある。

複々線[編集]

代々木上原駅から登戸駅間は複々線区間である。50年以上続いた事業で2018年に完成しラッシュ時間帯を中心に大幅に所要時間と混雑改善した。

  • 町田駅 - 新宿駅間の所要時間が最大12分短縮。
  • 小田急多摩センター駅 - 新宿駅が最大14分短縮。

運行系統[編集]

  • 快速急行・急行・準急・各駅停車
  • 通勤急行・通勤準急

沿革[編集]

  • 1910年6月1日、鬼怒川水力電気創立事務所を東京市京橋区に置く[1]
  • 1910年10月1日、鬼怒川水力電気株式会社設立。資本金1350万円。取締役社長利光鶴松
  • 1912年10月1日、京成電気鉄道に送電開始。
  • 1922年3月17日、東京高速鉄道 新宿小田原間布設免許。
  • 1923年3月8日、設立準備中の東京高速鉄道を小田急電鉄に改称。
  • 1923年3月1日、小田原急行鉄道設立。資本金1350万円。取締役社長利光鶴松[1]
  • 1925年9月15日、東京電力と電力購入契約締結。
  • 1925年11月10日、上野精養軒で起工式開催。
  • 1927年4月1日、小田原線(新宿〜小田原間)開業(一部単線)。駅数38。向ヶ丘遊園開園。
  • 1927年5月27日、狛江駅新設。7月28日新座駅新設。
  • 1927年10月15日、小田原線全線複線開通。
  • 1929年2月13日、片瀬線鉄敷設工事着手。
  • 1929年4月1日、江ノ島線(大野〜片瀬江ノ島間)営業開始。玉川学園駅新設。
  • 1934年4月1日、梅ケ丘駅新設。
  • 1940年5月、傍系の帝都電鉄(株)を合併
  • 1941年3月、親会社の鬼怒川水力電気(株)と合併し、小田急電鉄(株)と改称
  • 1942年5月、京浜電気鉄道とともに東京横浜電鉄に合併し、東京急行電鉄となる[2]
  • 1948年6月、東京急行電鉄(株)から分離独立し、小田急電鉄株式会社となる。資本金1億円。東京急行電鉄(株)の子会社であった箱根登山鉄道(株)と神奈川中央乗合自動車(現・神奈川中央交通)が傘下に加わる。
  • 1950年8月、箱根登山線に乗り入れ
  • 1952年、向ヶ丘遊園有料化。、大人10円、小児5円。
  • 1958年5月23日、向ヶ丘遊園内ばら苑開苑。
  • 1959年4月2日、箱根ロープウェイ(株)設立、資本金1億円。12月6日、箱根ロープウェイ早雲山-大涌谷営業開始。
  • 1960年9月7日、箱根ロープウェイ大涌谷-桃源台営業開始、箱根ゴールデンコース開通。
  • 1962年11月、小田急百貨店開業。これ以降、不動産業、旅行業、ホテル業、商業施設を拡充。
  • 1964年2月、新宿駅の立体化
  • 1974年6月、多摩線開業
  • 1978年3月、営団地下鉄(現東京メトロ)千代田線との相互直通運転開始
  • 1991年3月、新宿駅沼津駅間でJR東海と相互直通運転を開始
  • 2005年、箱根への観光輸送に特化したロマンスカー・VSE(50000形)投入
  • 2015年、「長期ビジョン2020」策定
  • 2018年3月、複々線化の完成

小田急逸話[編集]

  • 小田急小田原線の計画起点は当初、平河町五丁目であった(平河町五丁目-赤坂見附-原宿-渋谷-三軒茶屋-砧村-多摩川-原町田方面)。当時鉄道省の旅客課長の生野團六は小田原線の計画を聞き、将来の山の手では新宿が中心になるから、新宿に駅を作り省線の新宿駅に乗り込むようアドバイスを行った。その頃、東京鉄道局では新宿に甲州街道側と青梅街道側に2つの駅があり、統合拡張する設計を進めていた。新宿駅構内に小田原線を引き込むためには、鉄道省の用地を譲渡してもらう必要があったが、事務所長が強硬に反対していた。しかし1923年頃には反対論はなくなっていった[1]
  • 開業時の従業員採用は、駅長・助役の幹部職員は大学卒業者、その他の現業員は社長利光鶴松の郷里・大分県と沿線地域から募集した。新入社員は駅長、助役、運転士、車掌、駅員と分けて経堂・座間の教習所で教習を受けた。指導には鉄道省および東京市交通局から選抜された熟練者が当たった。
  • 1929年(昭和4年)、西城八十作詞、中山晋平作曲の『東京行進曲』が大ヒットし、小田原急行鉄道のCMソングの役割を果たし、小田急の名を全国に広めた。会社は後年、西城八十に終身乗車証を贈り、恩義に報いた[1]
  • 玉川学園駅は、1929年4月1日には人家もまばらな山林であったが、学園の小原圀芳は30万坪の土地を取得し、学園住宅地を開発した。駅敷地と駅舎を学園側が提供し、1ヵ月200円の売り上げの最低保証を条件に駅の開設を行った。売上が1ヵ月200円に達しない時は、月末に回数券をまとめて購入し、不足分を補ったという。
  • 1936年頃、沿線の観音を祀る寺院33か所と、名刹五か寺を加え、五大霊場三三札所とし、特別乗車券を発売した。周遊券の一種で、料金は2円、有効期間は1lか月、指定参拝下車駅に限り途中下車自由であった[1]
  • 特別霊場
    • 豪徳寺 豪徳寺駅
    • 霊山寺宝城坊(日向薬師) 伊勢原駅
    • 雨降山大山寺 伊勢原駅
    • 大雄山最城寺 新松田駅・小田原駅
    • 遊行寺 藤沢駅・藤沢本町駅
  • 三三札所
    • 1番 天龍寺 千手千眼観世音菩薩 新宿駅
    • 2番 宝珠山 智妙院 福泉寺 代々木八幡
    • 3番 八幡山 森巌寺 阿弥陀如来 下北沢
    • 4番 経堂山 福昌寺 釈迦如来 経堂1
    • 5番 幽谿山 観音寺 密蔵院 不動明王 経堂
    • 6番 永劫山 華林院 慶元寺 阿弥陀如来 喜多見
    • 7番 稲毛山 広福寺 阿弥陀如来 向ヶ丘遊園
    • 8番 無量山 福寿院 観音寺 如意輪観世音菩薩 生田
    • 9番 岡上山 宝積寺 東光院 大日如来 鶴川
    • 10番 岩子山 千手院 千手千眼観世音菩薩 鶴川
    • 11番 金森山 宗保院 千手観世音菩薩 町田
    • 12番 妙法山 持宝院 星谷寺 聖観世音菩薩 座間
    • 13番 清水寺 観音堂 千手観世音菩薩 海老名
    • 14番 海老山 満蔵寺 総持院 虚空蔵菩薩 厚木
    • 15番 宝谷山 長福寺 本厚木
    • 16番 飯上山 長谷寺 十一面観世音菩薩 本厚木
    • 17番 石田山 円光院 不動明王 愛甲石田
    • 18番 田広山 最勝院 大福寺 阿弥陀如来 伊勢原
    • 19番 医王山 薬師院 天徳寺 釈迦如来 鶴巻温泉
    • 20番 金目山 光明寺 聖観世音菩薩 大秦野
    • 21番 福養山 寿徳寺 釈迦如来 大秦野
    • 22番 万松山 延命寺 聖観世音菩薩 新松田
    • 23番 寿伝山 西念寺 阿弥陀如来 冨永
    • 24番 天桂山 玉宝寺 十一面観世音菩薩 足柄
    • 25番 飯泉山 勝福寺 十一面観世音菩薩 足柄・小田原
    • 26番 不老山 寿松院 無量寺 阿弥陀如来 小田原
    • 27番 瑠璃山 真福寺 聖観世音菩薩 小田原
    • 28番 鶴間山 東照院 観音寺 十一面観世音菩薩 南林間・鶴間
    • 29番 長福山 永明寺 地蔵菩薩 長後
    • 30番 光輝山 雲昌寺 如意輪観世音菩薩 六会
    • 31番 八王山 摂取院 常光寺 阿弥陀如来 藤沢本町
    • 32番 加持山 霊山寺 宝善院 薬師如来 片瀬江ノ島
    • 33番 龍護山 医王院 満福寺 薬師如来 片瀬江ノ島

開設時の駅名[編集]

新宿、千駄ヶ谷新田(現南新宿)、山谷(廃止)、参宮橋、代々木八幡、代々幡上原(現代々木上原)、東北沢、下北沢、世田谷中原(現世田谷代田)、豪徳寺、経堂、千歳船橋、祖師谷大蔵、成城学園前、喜多見、和泉多摩川、稲田多摩川(現登戸)、稲田登戸(現向ヶ丘遊園)、東生田(現生田)、西生田(現読売ランド前)、柿生、鶴川、新原町田(現町田)、座間(現相武台)、海老名国分(廃止)、河原口(現厚木)、相模厚木(現本厚木)、愛甲石田、伊勢原、鶴巻(現鶴巻温泉)、大根、大秦野、渋沢、新松田、栢山、富水、足柄、小田原

基本事項[編集]

  • 社名:小田急電鉄株式会社
  • 設立:1948年6月1日(前身の小田原急行鉄道は1923年5月1日設立)
  • 本店:〒151-0053 東京都渋谷区代々木2丁目28番12号
  • 資本金:603億5千9百万円
  • 代表者:取締役社長 星野 晃司
  • 事業:鉄道事業、不動産業、その他事業
  • 従業員数:3,726名
  • グループ会社数:99社(2018年8月1日現在)

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 小田急電鉄(1980)『小田急五十年史』小田急電鉄
  2. 小田急電鉄株式会社社史編集事務局編(2003)『小田急75年史』小田急電鉄
日本の主な鉄道
JR
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JR貨物
大手私鉄
関東地方東武鉄道 (東武) - 京成電鉄 (京成) - 西武鉄道 (西武) - 京王電鉄 (京王) - 小田急電鉄 (小田急) - 東急電鉄 (東急) - 京浜急行電鉄 (京急) - 東京地下鉄 (東京メトロ) - 相模鉄道 (相鉄) - 新京成電鉄 (新京成)
中部地方名古屋鉄道 (名鉄)
近畿地方近畿日本鉄道 (近鉄) - 京阪電気鉄道 (京阪) - 阪急電鉄 (阪急) - 阪神電気鉄道 (阪神) - 南海電気鉄道 (南海) - 北大阪急行電鉄 (北急) - 泉北高速鉄道 (泉北高速) - 山陽電気鉄道 (山陽) - 神戸高速鉄道 - 神戸電鉄 (神鉄) - 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
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東北・北海道地方札幌市営地下鉄 - 札幌市電 - 函館市電 - 仙台市営地下鉄
関東地方都営地下鉄 - 東京都電車 - 横浜市営地下鉄
中部地方名古屋市営地下鉄
近畿地方京都市営地下鉄 - 神戸市営地下鉄
九州地方福岡市営地下鉄 - 熊本市電 - 鹿児島市電