但馬国
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但馬国(たじまのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。但州の異称がある。山陰道に属する。
概要[編集]
近世は豊岡藩や仙石騒動で知られる出石藩などが置かれた。
明治維新期には、朝来、養父、出石、気多、城崎、実含、七美、二方の各郡から構成された。
1871年に丹後国や丹波国の一部とともに豊岡県となったが、1876年に丹波国の氷上、多紀郡と共に兵庫県に併合された。
現在[編集]
現在の兵庫県北部、豊岡市・養父市・美方郡と朝来市の一部が旧但馬国域に該当し、県機関として但馬県民局が置かれている。
日本海側の他地域同様、日本海側気候で、冬季は大量の降雪が見られる。
その他[編集]
西日本旅客鉄道播但線は、播磨国と但馬国の両国の頭文字から名付けられた。また、日本国有鉄道は大阪駅、姫路駅と、豊岡駅、城崎駅、浜坂駅を結ぶ急行列車の愛称に「但馬」と名付けた。
関連項目[編集]