天暦(てんりゃく)は、日本の元号の一つ。天慶の後、天徳の前。947年から957年までの期間を指す。この時代の天皇は村上天皇。
天慶10年4月22日(ユリウス暦947年5月15日)に天暦元年と改元された。改元の理由は村上天皇の代始か厄運地震など諸説ある。この時の勧申者は左中弁の大江朝綱か大江維時とされる。また元号の選定は勅定による。天暦の出典に関しては『論語』の「天之暦数在爾躬」である。
天暦11年10月27日(ユリウス暦957年11月21日)に天徳元年と改元された。