天徳(てんとく)は、日本の元号の一つ。天暦の後、応和の前。957年から961年までの期間を指す。この時代の天皇は村上天皇。
天暦11年10月27日(ユリウス暦957年11月21日)に天徳元年と改元された。改元の理由は水旱災による。この時の勧申者は菅原文時か秦具瞻とされる。天徳の出典に関しては『周易』の「飛竜在天、乃位乎天德」である。
天徳5年2月16日(ユリウス暦961年3月5日)に応和元年と改元された。