天元 (日本)
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天元(てんげん)は、日本の元号の一つ。貞元の後、永観の前。979年から983年までの期間を指す。この時代の天皇は第64代天皇・円融天皇[1]。使用期間は4年と4ヶ月と29日[1]。
改元[編集]
貞元3年11月29日(ユリウス暦978年12月31日・グレゴリオ暦979年1月5日)に改元される[1]。改元の理由は「災厄の上、太一陽五厄によるなり」(『元秘別録』)にあるように、天変地異と厄年をきっかけとする改元である[1]。天元の出典は不明とされているが、『史記』(歴書)に「改正朔易服色、推本天元、順承蕨意」、『後漢書』(郭陳列伝)に「明主厳天元之尊、正乾剛之位」とあることから、これらが出典の可能性もある。
天元6年4月15日(ユリウス暦983年5月29日・グレゴリオ暦983年6月3日)に永観と改元された[1]。