天禄(てんろく)は、日本の元号の一つ。安和の後、天延の前。西暦の970年から973年までである。この時代の天皇は円融天皇。
安和3年3月25日(ユリウス暦970年5月3日)に天禄元年と改元された。改元の理由は円融天皇の代始のためである。この時の勧申者は文章博士の藤原後生とされる。天禄の出典に関しては不明である。
天禄4年12月20日(ユリウス暦974年1月16日)に天延元年と改元された。