朱鳥
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朱鳥(しゅちょう)とは、686年の7月20日から用いられた元号である。686年だけしか用いられていない。この時の天皇は天武天皇である。
概要[編集]
天武天皇の15年(686年)の7月20日に改元が行なわれたという。『扶桑略記』では大倭国が赤雉を献上したことにより、改元が行なわれたという。『日本書紀』では朱鳥に「阿訶美苔利」(あかみとり)という訓註が付され、これにより宮を飛鳥浄御原宮(あすかのきよみはらのみや)と言うようになったという。この元号がいつから使われなくなったのかは不明だが、『日本書紀』では687年を持統天皇元年としているため、686年だけの元号であることは確かである。
以後、元号が復活するのは文武天皇5年(701年)3月21日であり、新元号は大宝である。
年度[編集]
- 朱鳥元年(686年) - 丙戌