元応
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元応(げんおう)は、日本の元号の一つ。文保の後、元亨の前。1319年から1321年までの期間を指す。この時代の天皇は第96代天皇・後醍醐天皇[1]。使用期間は1年10ヶ月と4日[1]。
改元[編集]
文保3年4月28日(ユリウス暦1319年5月26日・グレゴリオ暦1319年5月18日)に改元される[1]。改元の理由は後醍醐天皇即位に伴う代始改元である[1]。元応の出典は『旧唐書』の「陛下富教安人、務農敦本、光復社稷、康済黎元之応也」によるという[1]。勘申者は式部大輔の菅原在輔と前大納言の藤原俊光である[1]。この改元の際には他に「正慶」が最終候補として挙げられた[1]。そして論議の末に「元応」に決定したとされている[1]。
元応3年2月23日(ユリウス暦1321年3月22日・グレゴリオ暦1321年3月30日)に元亨と改元された[1]。