応保(おうほ/おうほう)は、日本の元号の一つ。永暦の後、長寛の前。1161年から1163年までの期間を指す。この時代の天皇は第78代天皇の二条天皇。
永暦2年9月4日(ユリウス暦1161年9月24日)に応保元年と改元される。改元の理由は疱瘡の流行によるものである。勘申者は参議の藤原資長。応保の出典は『尚書』の「已女惟小子、乃服惟弘王、応保殷民」からである。応保3年3月29日(ユリウス暦1163年5月4日)に長寛元年と改元された。