過去の大地震一覧

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本項では、古代から現代までに発生した大地震の一覧を紹介する[1]

概要[編集]

ここでいう大地震とは、震度5弱以上の地震を表しており、震度4以下の地震は除外する。最大震度などが時代によって正確でない場合がある。また、海外の地震はマグニチュードが6以上のものを一覧にまとめる。[2]

大地震の一覧(日本)[編集]

  • 2004年以前までの地震は主な地震のみ記載。
  • 震度5弱以上の地震は2004年以降のみ記載。

古墳時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者・行方不明者
允恭地震[3] 416年 遠飛鳥宮付近 不明 不明 なし

飛鳥時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者・行方不明者
推古地震[4] 599年 大和国 不明 7.0 不明
白鳳地震[5] 684年11月29日 南海・東海道 8.0〜8.3 多数

平安時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者・行方不明者
出羽地震 850年11月23日 出羽国 不明 7程度 多数
貞観地震 869年7月9日 岩手県沖〜福島県沖 8.3〜8.6 約1000人
出雲地震 880年10月14日 東出雲町 7.0 なし
仁和地震 887年8月26日 三陸沖 8.0〜8.5 多数
万寿地震 1023年 益田沖と推定 7.6 不明
永長地震 1096年12月17日 東海・東南海 8.0〜8.5 1万人以上
康和地震 1099年2月22日 南海トラフ 数万人

鎌倉時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者・行方不明者
鎌倉大地震[6] 1293年5月20日 鎌倉周辺 不明 7.1 約2万3000人

室町時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者・行方不明者
正平地震[7] 1361年8月3日 東海・東南海・南海 不明 8 1〜8.5 多数
明応地震 1498年9月20日 南海トラフ 8.2〜8.4 3万~4万人以上

戦国時代・安土桃山時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者・行方不明者
天正地震 1586年1月18日 不明 不明 7.8〜8.1 多数
慶長伊予・豊後・伏見地震[8] 慶長伊予地震 1596年9月1日 伊予国 7.0 不明
慶長豊後地震 1596年9月4日 大分県 7.0〜7.8 710人
慶長伏見地震 1596年9月5日 京都府 7.0〜7.1 1000人以上

江戸時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者・行方不明者
慶長地震 1605年2月3日 南海トラフ 不明 7.9~8.0 約5000人
会津地震 1611年 9月27日 会津盆地西縁断層帯付近 震度6強〜震度7程度 6.9 約3700人
慶長三陸地震 12月2日 三陸沖と推定 震度4〜震度5 8.1 約2000~5000人
寛文近江・若狭地震 1662年6月16日 琵琶湖西岸付近と推定 不明 8.1と推定 約880人
元禄地震 1703年12月31日 千葉県の野島崎と推定 8.1 約5200人
宝永地震 1707年10月28日 遠州灘沖〜紀伊半島沖 8.4~8.7 2800〜2万人以上
寛保津波(火山性地震) 1741年8月28日 北海道西南沖 6.9 2033人
高田地震 1751年5月21日 高田平野付近 7.0~7.4 1541人
越後・越中地震
津軽地震 1766年3月8日 弘前〜大釈迦付近と推定 6.9あるいは7.1と推定 約1500人
八重山地震 1771年4月24日 八重山列島近海 7.4~8.0 約12000人
三条地震[9] 1828年12月18日 三条市芹山付近 震度7程度 6.9 1559人
十勝沖地震(1843年) 1843年4月25日 十勝沖 不明 8.0 46人
善光寺地震 1847年5月8日 飯山市常郷付近〜長野市大岡と推定 7.4 約1万~1万3000人
伊賀上野地震[10] 1854年 7月9日 三重県伊賀市北部 7.2 約600人
安政東海地震[11] 12月23日 東海道沖 8.4 約2000〜3000人
安政南海地震 12月24日 紀伊半島〜四国沖 約1000〜3000人
安政江戸地震 1855年11月11日 東京湾北部・荒川河口付近、あるいは千葉北西部 6.9 4741人

明治時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者・行方不明者
濃尾地震 1891年10月28日 岐阜県本巣郡西根尾村 不明 8.0 7273人
明治三陸地震 1896年6月15日 三陸沖 震度2〜震度3 8.2~8.5 2万1959人

大正時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者
関東大震災(大正関東地震) 1923年9月1日 関東地方南部 震度7 7.9 10万5385人

昭和時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者
昭和三陸地震 1933年3月3日 岩手県上閉伊郡釜石町の東方沖 不明 8.1 1万2053人
昭和東南海地震 1944年12月7日 三重県沖 7.9 1223人と推定
三河地震 1945年1月13日 三河湾 震度6(現在の震度階級では7) 6.8 2306人
昭和南海地震 1946年12月21日 潮岬南方沖 震度5 8.0 1330人
福井地震 1948年6月28日 福井県坂井郡丸岡町付近 不明 7.1 3769人
十勝沖地震(1952年) 1952年3月4日 北海道襟裳岬東方沖 8.2 33人
十勝沖地震(1968年) 1968年5月16日 青森県東方沖 震度5 7.9あるいは8.2

平成時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者
阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)[12] 1995年1月17日 野島断層付近 震度6(現在の震度階級では7) 7.3 6437人
十勝沖地震(2003年) 2003年9月26日 北海道襟裳岬東南東沖 震度6弱 8.0 2人

令和時代[編集]

地震名 発生日時 震源 最大震度 マグニチュード 死者

脚注[編集]

  1. 最大震度などが不明の場合は不明とする
  2. 近代のものに限る
  3. 日本で初めて発生した地震
  4. 日本初の震災
  5. 初めて津波が発生
  6. 関東地震、鎌倉強震地震、永仁鎌倉地震などと呼ばれることもある
  7. 康安地震とも呼ばれる
  8. 連動型地震だったと考えられている
  9. 越後三条地震とも呼ばれる
  10. 伊賀・伊勢・大和地震とも呼ばれる
  11. 東海・東南海地震とも呼ばれる
  12. 戦後初の震度7

関連項目[編集]