1995年チアパス地震
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1995年チアパス地震 (1995 Chiapas earthquake) では、1995年8月20日20時38分(中部標準時、UTC-6)に、メキシコで発生した地震について解説する。震央は、メキシコ、チアパス州のトゥストラ・グティエレス周辺であり、モーメントマグニチュード 7.2を記録した[1]。
被害[編集]
70人程度が負傷し、建物への被害も見られたと報道された。トゥストラ・グティエレスでは、一時、電気と電話が使えなくなった[2] 。揺れは、メキシコシティや南部メキシコの大部分で強く感じられ、グアテマラやエルサルバドルでも揺れを感じることができた[3]。
メカニズム[編集]
チアパス地震は、北アメリカプレートの下に沈み込んでいるココスプレートの内部変形によってもたらされた[4]。わずかな横ずれ成分を含む、低角逆断層(衝上断層)型地震であり、北西から南東にかけて約30キロメートルの範囲で破壊が伝播した。破壊継続時間は約17秒間だった[5]。
出典[編集]
- ↑ USGS. “M 7.2 - Chiapas, Mexico”. United States Geological Survey. 2017年6月7日確認。
- ↑ "SISMO EN MEXICO DEJA 70 HERIDOS", October 22, 1995. Diario Hoy, Ecuador.
- ↑ “Resumen de actividad sísmica y volcánica(PDF)” (Spanish). Red Sismológica Nacional. 2011年10月1日時点のオリジナル(リンク切れ)よりアーカイブ。2017年9月11日確認。
- ↑ Raúl González Herrera. “Fuentes sismogénicas en el estado de CHIAPAS” (Spanish). 2016年12月27日時点のオリジナル(リンク切れ)よりアーカイブ。2017年9月11日確認。
- ↑ Rigobert Tibi, Guenter Bock, and Charles H. Estabrook. “Seismic body wave constraint on mechanisms of intermediate-depth earthquakes”. journal of geophysical research (16 March 2002) 107 (B3): 5. オリジナルの2007-01-05時点によるアーカイブ。 2017年9月11日閲覧。.