山武市
山武市(さんむし)とは、千葉県東部に存在する市である。平成の大合併により新規に誕生した市である。市の面積は146.38平方キロメートル(2006年4月1日時点)。人口は6万97人。世帯数は2万1011世帯。
概要[編集]
千葉県の東部、九十九里平野のほぼ中央に位置し、太平洋の青い水平線と白い砂浜のコントラストが美しい九十九里海岸地帯と、その後背地として広がる田園地帯、標高40メートルから50メートルの台地からなる丘陵地帯で構成されている。市域は海岸線にほぼ平行して帯状に広がっている。
平成17年(2005年)2月10日に合併を推進することで一致した成東町・山武町・蓮沼村・松尾町の4町村により、山武中央合併協議会を設置し、平成18年(2006年)3月27日に成東町・山武町・蓮沼村・松尾町の4町村が合併して山武市が誕生した。
この新しく誕生した市は、千葉県の県庁所在地である千葉市や成田国際空港まで約10キロから30キロメートル、東京都心へも約50キロから70キロのところにある。日本有数の砂浜海岸である九十九里浜のほぼ中央で、約8キロメートルにわたって太平洋に面している。地勢は大別して九十九里浜海岸地帯と、その後背地としての広大な沖積平野及び標高40メートルから50メートルの低位台地からなる丘陵地帯で構成されており、これらは海岸線にほぼ平行して帯状に広がっている。
田園地帯・丘陵地帯、豊かな農地が広がり、山武市の基幹産業は農業である。特に苺は千葉県内でも有数の産地であり、市内には約40軒の苺園があり、新鮮な苺をその場で味わうことのできる苺狩りも1月から5月まで楽しむことができる。米、葱、人参などの生産が中心に行なわれており、苺を中心とした果樹や有機野菜など環境に配慮した新しい農業への転換が求められている。
また成田空港シャトルバスの運行などで首都圏との距離がますます近くなっている。
当初、東金市・成東町・山武町・蓮沼村・松尾町の1市4町での合併を目指し、山武地域合併協議会が平成15年(2003年)4月1日に設置され、同年5月28日には蓮沼村が加入するも、平成16年(2004年)12月7日、東金市が合併協議会から離脱したため、平成17年(2005年)1月31日に山武地域合併協議会を廃止した。
観光地[編集]
特産物[編集]
アクセス[編集]
外部リンク[編集]
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