三河地震(みかわじしん)は、1945年(昭和20年)1月13日午前3時38分、愛知県東部三河地方の渥美湾(三河湾)周辺で発生した地震。地震の規模を示すマグニチュードは6.8と推定されている。
太平洋戦争のために集団疎開していた国民学校の学童50人以上をはじめとして死者2306人。家屋全壊7221戸。軍需産業地域の直下で起こったため地震の規模に対して大きな被害が出た。約1か月前に発生した東南海地震の震源域の東北隣接域で発生したとされ、東南海地震の誘発地震と見られている。