1319年
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1319年(せんさんびゃくじゅうきゅう(く)ねん)は、1300年代の19年目のことであり、日本の元号では文保3年であったが4月28日(ユリウス暦5月18日)に改元が行なわれて元応元年となる。日本の天皇は第96代天皇の後醍醐天皇である。鎌倉幕府の征夷大将軍は第9代将軍の守邦親王であり、執権は第14代執権の北条高時である。
日本の出来事[編集]
- 2月 - 東福寺が焼ける。肥後を藤崎神社の造営料所とする。
- 4月 - 園城寺に金堂・戒壇が設立されるのに反対した比叡山延暦寺の衆徒によって、園城寺が焼かれる。
- 5月 - 法金剛院の十一面観音像が完成する。幕府が六波羅探題が所管する6か国を自らの支配地に変更し、政所や問注所を分属させる。
- 6月 - 院宣により安芸の貞応以後に新立した荘園を国衙に付して東寺塔婆修理料所とする。
- 閏7月 - 六波羅探題が小早川朝平の海賊捕縛を賞する。
- 10月 - 足利高氏が従五位下治部大輔に叙任される。
- 12月 - 藤原行長による『荏柄天神縁起』が完成する。院宣により大炊尞に米殻売買に関して毎年家別1度の本尞役が課される。
- 月不明 - 南宋の僧侶だった霊山道隠が来日して建長寺に迎えられる。