長久 (元号)
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長久(ちょうきゅう)は、日本の元号の一つ。長暦の後、寛徳の前。1040年から1043年までの期間を指す。この時代の天皇は後朱雀天皇。元号の使用期間は4年[1]。
改元[編集]
長暦4年11月10日(ユリウス暦1040年12月16日)に長久元年と改元された。理由は長暦4年(1040年)9月8日の大地震、そしてその翌日に発生した内裏の焼亡、11月1日の大地震と、わずか2ヶ月の間に3回の大きな災異に見舞われている(『春記』。『百錬抄』)。このため「災異に依る也」という理由から長久と改元された(『百錬抄』)。
この元号を勘申したのは式部権大輔の大江挙周で、出典は『老子』(七章)の「天長地久、天地所以能長且久者、以其不自生、故能長生」である。
長久5年11月24日(ユリウス暦1044年12月16日)に寛徳元年と改元された[2]。