後朱雀天皇
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後朱雀天皇(ごすざくてんのう 1009年(寛弘6年11月25日) - 1045年(寛徳2年1月18日))は第69代天皇[1]。
概要[編集]
諱は敦良[読 1][2]。後一条天皇の同母弟。母は藤原道長の娘(長女)彰子[読 2]である。後一条天皇が即位したとき皇太子は三条天皇の子である敦明[読 3]親王であった。
藤原道長は自分の孫を次期天皇に据えたいがため敦明親王は退位に追い込まれる。その後を受けて皇太子になったのが後朱雀天皇であった[1]。性格は後一条天皇と比較して、気骨があり物事に対して厳格であったといわれている[1][3]。
道長の娘(六女)、嬉子[読 4]との間に、親仁[読 5]親王[4]、三条天皇の皇女である禎子[読 6]や、藤原頼通の養女や藤原頼宗の娘との間にも皇女をもうけた[3]。
後朱雀天皇の在位中は主要ポストを[注 1]藤原氏一門によって占められており、天皇自らが直接政治に手腕を振るう場面はなかった[3]。
脚注[編集]
読み方[編集]
注釈[編集]
- ↑ 関白・左大臣(藤原頼道)、右大臣(藤原実資)、内大臣(藤原教通)など
出典等[編集]
参考・引用等[編集]
- 尾崎克之 栗原加奈夫 岡林秀明 常井宏平 『完全保存版 天皇125代』2128、宝島社〈別冊宝島〉、2014年2月23日、1st。ISBN 978-4-8002-2156-8。
- 笠原秀彦 『歴代天皇総覧 皇位はどう継承されたか』1617、中央公論社〈中公新書〉、2013年5月10日、27th。ISBN 4-12-101617-3。
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