東日本旅客鉄道千葉支社
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東日本旅客鉄道千葉支社
E131系0番台。当形式も千葉支社が管理する。 | |
所在地 | 千葉県千葉市中央区弁天2-23-3 |
管理旅客路線 | 京葉線(潮見 - 蘇我、高谷支線、二俣支線) 武蔵野線(新八柱 - 西船橋) 内房線(全線) 外房線(全線) 東金線(全線) 久留里線(全線) 成田線(佐倉 - 松岸、空港支線、東我孫子 - 成田) 鹿島線(全線) 総武本線(浅草橋 - 錦糸町 - 銚子) |
車両基地 | 幕張車両センター(都マリ) 木更津派出(都マリ) 京葉車両センター(都ケヨ) |
運輸区 | 習志野運輸区 佐倉運輸区 銚子運輸区 蘇我運輸区 鴨川運輸区 |
公式Twitter | JR東日本千葉支社 房総発見伝【公式】 |
東日本旅客鉄道千葉支社とは、千葉駅を拠点とする支社の一つである。通称「千葉支社」。国鉄時代の「千葉鉄道管理局」を引き継いでいる。
概要[編集]
房総半島の駅などを管理している当支社。592.2km・158駅(鹿島サッカースタジアム駅、越中島貨物駅を含む)を管理している。全区間在来線。特急の運転区間は総武本線・京葉線・内房線・外房線・成田線でその他は普通や快速で運転される。
新型車両を投入せず古い車両を長く使うことで有名な支社となっている。理由としては当支社の中にある「千葉労働組合」が新型車の投入にあまり良い意見を出さないためである。だがさすがにJR東日本も対策を練り、近年では他線区で使用されていたものの比較的車齢が若かった209系が多くの路線で使われている。そのため、E131系新製投入時は一部ファンの間で「ついに千葉に新型…」などという意見が出た。
千葉支社は成田線(我孫子支線)を受け持つものの運用上の関係から東京支社で管理しているE231系が使用されている。このような状況は中央本線大月 - 小淵沢間も同じであり、同区間も八王子支社が管理するものの全定期列車は長野支社の車両で運行している。
歴史[編集]
- 1950年(昭和25年)8月1日 - 東京鉄道局千葉管理部を改組し、千葉鉄道管理局として発足。
- 1964年(昭和39年)9月 - 鉄道管理局ビル完成。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 東日本旅客鉄道 東京圏運行本部千葉運行部に改称。
- 1988年(昭和63年)
- 1990年(平成2年)3月10日 - 京葉線が東京駅まで延伸。同時に総武本線(越中島支線)の越中島駅を越中島貨物駅へ改称。
- 1991年(平成3年)3月19日 - 成田線空港支線開業。
- 1992年(平成4年)
- 1993年(平成5年)3月22日 - 当時の管内の東京近郊区間にあたる80駅を終日禁煙化。
- 1998年(平成10年)3月14日 - 武蔵野線に東松戸駅が新設開業。
- 2012年(平成24年)10月23日 - 新支社ビルが竣工し、移転。
- 2020年(令和2年)
- 11月1日 - 千葉支社管内全駅で全面禁煙となっていなかった71駅を全面禁煙化。
- 12月18日 - 支社ウェブサイトを閉鎖、本社サイトに統合。
- 2022年(令和4年)10月1日 - 支社構成が変更され、首都圏本部に所属となる。
管理一覧[編集]
- 路線
※支社境界はいずれも閉塞区間上にあるため、境界線の内側の停車場(駅・信号場など)を記載している。なお、◇が付いた路線は全線が管理区間内に入っている路線である。
路線名 | 区間 | 駅数 | 備考 |
---|---|---|---|
■総武本線 | 錦糸町駅[※ 1] - 銚子駅 | 39 | 「JO 総武快速線」としては錦糸町駅 - 千葉駅 「JB 総武緩行線」としては浅草橋駅 - 錦糸町駅 - 千葉駅 |
錦糸町駅 - 浅草橋駅[※ 2] | [* 1] 2 | ||
小岩駅 - 越中島貨物駅[※ 3](越中島支線) | [* 2] 1 | 定期旅客列車の運行なし | |
小岩駅 - 新小岩信号場駅[※ 4](新金線) | [* 3] 0 | 定期旅客列車の運行なし | |
■成田線 | 佐倉駅 - 松岸駅 | [* 4] 14 | |
成田駅 - 成田空港駅(空港支線) | [* 5] 2 | ||
東我孫子駅[※ 5] - 成田駅(我孫子支線) | [* 5]8 | ||
◇■鹿島線 | 香取駅 - 鹿島サッカースタジアム駅 | [* 6] 5 | |
◇■内房線 | 蘇我駅 - 安房鴨川駅 | [* 7] 29 | |
◇■久留里線 | 木更津駅 - 上総亀山駅 | [* 8] 13 | |
◇■外房線 | 千葉駅 - 安房鴨川駅 | [* 9] 25 | |
◇■東金線 | 大網駅 - 成東駅 | [* 10] 3 | |
JE 京葉線 | 潮見駅[※ 6] - 蘇我駅 | [* 7]13 | |
市川塩浜駅 - 西船橋駅(高谷支線) | [* 11] 0 | ||
西船橋駅 - 南船橋駅(二俣支線) | [* 12] 0 | ||
JM 武蔵野線 | 新八柱駅[※ 7] - 西船橋駅 | [* 13] 4 |
- 駅数についての注釈
- ↑ 支線分岐駅である錦糸町駅は含まない。
- ↑ 登記上旅客併設駅である貨物駅(越中島貨物駅)を計上。支線分岐駅である小岩駅は含まない。
- ↑ 支線分岐駅である小岩駅は含まず、JR東日本としての途中駅も存在しない。
- ↑ 総武本線と接続する佐倉駅と松岸駅は含まない。
- ↑ a b 支線分岐駅である成田駅は含まない。
- ↑ 成田線と接続する香取駅は含まない。
- ↑ a b 外房線と接続する蘇我駅は含まない。
- ↑ 内房線と接続する木更津駅は含まない。
- ↑ 内房線と接続する安房鴨川駅は含まない。
- ↑ 外房線と接続する大網駅、総武本線と接続する成東駅は含まない。
- ↑ 支線分岐駅である市川塩浜駅、総武本線と接続する西船橋駅ともに含まず、途中駅も存在しない。
- ↑ 支線分岐駅である南船橋駅、総武本線と接続する西船橋駅ともに含まず、途中駅も存在しない。
- ↑ 総武本線と接続する西船橋駅は含まない。
- 支社境界・管理の例外についての注釈
- ↑ 馬喰町駅までの間にある地下区間(総武トンネル)の入口の手前に東京支社との境界がある。
- ↑ 秋葉原駅との間の御茶ノ水起点1.5km地点に東京支社との境界がある。
- ↑ 越中島貨物駅は千葉支社の駅として扱われるが、構内の一部施設(東京レールセンターなど)は東京支社所管。
- ↑ 金町駅までの間の新小岩信号場起点6km地点に東京支社との境界がある。また、新小岩信号場駅は日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅であり、JR東日本の駅としては扱われていない(信号場扱い)。
- ↑ 我孫子駅との間の、常磐線天王台駅南方(佐倉起点43.0km地点)に東京支社との境界がある。
- ↑ 越中島駅との間で、地下区間(新東京トンネル)から地上に出る手前付近に東京支社との境界がある。
- ↑ 新松戸駅との間の金谷寺付近(新鶴見信号場起点83.7km地点)に東京支社との境界がある。
車両基地[編集]
- 幕張車両センター
- E257系 - 特急用(しおさい、わかしお、さざなみ)
- 255系 - 特急用(しおさい、わかしお、さざなみ)
- E131系 - 県東部各線用
- 209系 - 県東部各線用
- キハE130系 - 久留里線用
- 京葉車両センター
- E233系 - 京葉線用
- E231系 - 武蔵野線用
- 209系 - 京葉線・武蔵野線用