大宝
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大宝(たいほう)とは、701年の3月21日から704年の5月10日までの元号である。この時の天皇は文武天皇である。
概要[編集]
文武天皇5年(701年)3月21日に改元が行なわれて大宝元年となる。朱鳥元年(686年)以来、15年ぶりの改元である。『続日本紀』にはこの際の改元を「建元」としており、大宝以降、平成の現在まで元号が絶えることは無かった。この改元は対馬から金が献上されたことによるものという。
大宝元年に日本最初の本格的な法律制度である大宝律令が制定された。また、実際に日本全国で広く使用された元号としては、この大宝が最初の事例であると見られている。
大宝4年(704年)5月10日、慶雲元年と改元された。