天武天皇
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天武天皇(てんむてんのう 631年 - 686年(朱鳥元年9月9日))は第40代天皇[1][2][3]。
概要[編集]
諱は、天渟中原瀛真人天皇[読 1][2]。名は大海人皇子[読 2]舒明天皇の皇子。母は皇極天皇重祚し斉明天皇。626年生まれの天智天皇の同母弟で、その年齢差はおよそ10歳程度と想定され、631年誕生とされるが定かでは無い[3][4][5]。 日本書紀によると、生来恵まれた素質の持ち主で、武徳に優れ天文や先生の術に長けていたとある[5]。天智天皇の娘である鸕野讃良皇女[読 3]を正妃にむかえ、668年(天智天皇7年)に立太子した[5]。しかし、日本書紀は天武系の士官が記載しているので天武天皇に有利に書かれている可能性が高い[2]。
天智天皇の崩御後、史上初の太政大臣である大友皇子[読 4]と天皇即位を即位をめぐり672年壬申の乱を起こす[6]。
官僚機構の刷新、飛鳥清美原律令の制定、八色の姓の制定、行政単位の整備等を行い、天皇専制の律令国家の基盤を築いた[3]。
脚注[編集]
読み方[編集]
出典等[編集]
参考・引用等[編集]
- 小田部雄次 『肖像で見る歴代天皇125代』初版、株式会社KADOKAWA〈角川新書〉、2017年4月10日。ISBN 978-4-04-082117-7。
- 尾崎克之 栗原加奈夫 岡林秀明 常井宏平 『完全保存版 天皇125代』2128、宝島社〈別冊宝島〉、2014年2月23日、1st。ISBN 978-4-8002-2156-8。
- 笠原秀彦 『歴代天皇総覧 皇位はどう継承されたか』1617、中央公論社〈中公新書〉、2013年5月10日、27th。ISBN 4-12-101617-3。
- 不二達彦 『完全版歴代天皇FILE』 学習研究社、2009年6月2日、初版第1刷。ISBN 978-4-05-404154-7。
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