福生市
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概要[編集]
面積は約10.16㎢。人口は約6万人。多摩川の東岸に位置する。東部に米軍横田基地があり、市の面積の3割以上、横田基地全体の面積の4割以上を占める。多摩川と横田基地の間にJR青梅線、JR八高線、国道16号が通る。南部にある拝島駅はJR青梅線・八高線の他、JR五日市線、西武拝島線が通る。
JR青梅線福生駅周辺が中心街。国道16線沿いの片側は横田基地を囲むフェンスに面し、第2ゲート、第5ゲートがある。向かい側はアメリカ風の雑貨店や飲食店が立ち並ぶ商店街(福生ベースサイドストリート)となっている[1]。
歴史[編集]
「福生」という地名は室町時代の古文書に登場しており、北方から来る敵を防ぐ土地という意味の「ふっさ」に、縁起の良い文字を当てて成立したと考えられている[2]。
第二次世界大戦前は農村地帯で、酒造や製糸も行われていた。1894年(明治27年)に青梅鉄道福生駅が開設。1940年(昭和15年)に陸軍多摩飛行場が開設され、同年に福生村と熊川村が合併して福生町となった。
戦後、多摩飛行場はアメリカ軍に接収されて横田基地となり、基地の町として発展した。1960年代以降は東京のベッドタウンとして宅地化が進んだ。1970年(昭和45年)に市制施行。