橿原神宮前駅
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橿原神宮前駅 (かしはらじんぐうまええき)は、奈良県橿原市にある近畿日本鉄道の鉄道駅 (旅客駅)である。
概要[編集]
近鉄橿原線、近鉄南大阪線、近鉄吉野線が乗りいれる。このうち、近鉄橿原線は軌間1435mm標準軌なので、軌間1067mm狭軌の近鉄南大阪線、近鉄吉野線とは直通運転できない。かつては3つの独立した鉄道駅であったが、1939年に久米寺駅の地に統合した。この時に完成した現駅舎は大和棟の壮大な神明造りの古代様式である。
橿原神宮前台車振替場[編集]
1067mmの車両を1435mmの台車に振替る場所がある。
沿革[編集]
- 1923年3月21日 - 大阪電気軌道平端駅-橿原神宮前駅(旧駅)開業。
- 1923年12月5日 - 橿原神宮駅-吉野口駅開業。当初より直流電化
- 1924年(大正13年) - 吉野鉄道 畝傍駅-橿原神宮前駅(旧駅)間(後の近鉄小房線)開業。
- 1929年8月1日 - 大阪電気軌道が吉野鉄道を買収。
- 1930年7月10日 - 橿原神宮前駅-久米寺駅を1435mm、1067mmの3線化、直流電化1500V、600V複電圧化。大阪電気軌道の車両を久米寺駅まで直通運転する。
- 1939年7月28日 - 久米寺駅を橿原神宮駅に改称。大阪鉄道の橿原神宮駅、大阪電気軌道の橿原神宮前駅は廃止した。
- 1945年(昭和20年) - 小房線の旅客営業休止
- 1952年(昭和27年) - 小房線の廃止