JR牟岐線
四国旅客鉄道 M 牟岐線 | |
---|---|
基本情報 | |
通称 | 阿波室戸シーサイドライン |
国 | 日本 |
所在地 | 徳島県 |
種類 | 普通鉄道(在来線・地方交通線) |
起点 | 徳島駅 |
終点 | 阿波海南駅 |
駅数 | 29駅 |
電報略号 | ムキセ |
路線記号 | M |
開業 | 1913年4月20日 |
全通 | 1973年10月1日 |
所有者 | 四国旅客鉄道 |
運営者 | 四国旅客鉄道 |
使用車両 | 運行形態を参照 |
路線諸元 | |
路線距離 | 77.8 km |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
線路数 | 全線単線 |
電化方式 | 全線非電化 |
最高速度 | 110 km/h |
JR牟岐線(むぎせん)は、四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線(地方交通線)である。阿佐海岸鉄道阿佐東線とともに「阿波室戸シーサイドライン」の愛称が付けられている。
徳島県東部の徳島市・小松島市・阿南市を結び、さらに南東部の海岸沿いに走り県南部とを結ぶ。鉄道敷設法(大正11年法律第37号)別表第107号により「高知県後免ヨリ安芸、徳島県日和佐ヲ経テ古庄附近ニ至ル鉄道」として室戸・後免方面への延伸が計画されていたが国鉄(→JR四国)線としては海部駅までの延伸で終わった。1992年に海部駅 - 甲浦駅間が阿佐海岸鉄道阿佐東線として開業している。その後、2021年夏頃に運行開始を予定する阿佐海岸鉄道のDMV導入に伴い2020年に阿波海南駅 - 海部駅間が阿佐海岸鉄道阿佐東線に編入されている[1][2]。
路線データ[編集]
- 管轄(事業種別):四国旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
- 路線距離(営業キロ):77.8km
- 軌間:1,067mm
- 駅数:29(起終点駅および臨時駅の田井ノ浜駅を含む)
- 牟岐線所属駅に限定した場合、起点の徳島駅(高徳線所属[3])が除外され、28駅となる。
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:なし(全線非電化)
- 閉塞方式:特殊自動閉塞式(電子符号照査式)
- 交換可能駅:10(二軒屋駅、中田駅、南小松島駅、立江駅、羽ノ浦駅、阿南駅、桑野駅、由岐駅、日和佐駅、牟岐駅)
- 最高速度:110km/h
- 指令所:徳島運表(徳島運転所内)
運行形態[編集]
優等列車[編集]
優等列車として徳島駅 - 牟岐駅間に特急「むろと」が運転されている。車両はキハ185系が使用される。
さらに年始には、徳島駅発着の「やくおうじ号」が運転される。以前は高松駅発着で定期列車として特急「うずしお」が設定されていたが、1999年3月13日のダイヤ改正以降は高徳線と当線を直通する定期優等列車の設定はない。また、2014年3月14日までは徳島線の特急「剣山」も当線に直通していた。
さらにさらに、以前は「ホームエクスプレス阿南」という着席型ライナーもどきが運行されていたが、こちらも2019年のダイヤ改正で廃止となった。
普通列車[編集]
以下は2021年2月1日時点での運行形態である。
普通列車の運行形態はおおむね阿南駅で分かれており、2019年3月16日のダイヤ改正以降、日中は徳島駅 - 阿南駅間は30分間隔、阿南駅 - 阿波海南駅間は2時間間隔のパターンダイヤとなっており、全ての普通列車が全ての駅に停車する。全線直通列車以外には、途中、阿南駅・桑野駅で徳島方面へ折り返す列車や、早朝の牟岐駅始発の列車および夜間の牟岐駅終着の列車が存在し、朝夕には牟岐駅 → 阿波海南駅間のみ運行する列車もあるほか、朝の上り阿波海南発徳島行き1本は後述の通り牟岐駅まで普通列車として運行され、同駅からは特急「むろと2号」として運行される。
徳島地区各線と直通運転を行っており、高徳線とは夜の下り1本が高松駅 → 阿南駅間、朝・夜の上り3本が阿波海南駅・阿南駅 → 板野駅間で直通運転している。徳島線とは朝の下り3本(阿波川島発阿波海南行き・穴吹発桑野行き、阿波池田発阿南行き)、鳴門線とは朝の上り1本(牟岐発鳴門行き)のみ直通運転している。一部の列車(牟岐駅 - 阿波海南駅間についてはキハ185系で運用の朝の1往復以外の全列車)がワンマン運転を実施している。
車両は徳島運転所のキハ40系、1000形・1200形、1500形が使用される。桑野駅以南は2010年3月13日のダイヤ改正に合わせてホームが760mmから920mmに嵩上げされ、1000形・1200形・1500形の乗り入れが開始された[4]。
2019年3月15日までは牟岐駅 - 海部駅間は下り特急「むろと」も普通列車として運行され、その折り返しの上り海部発21時台の牟岐行きにもキハ185系が使用された。2019年3月16日改正ダイヤではその普通列車運用は一旦廃止となっていたが、2020年3月14日改正ダイヤからは朝の下り牟岐発海部行き、その折り返しの上り海部発徳島行き(牟岐から特急「むろと2号」として運行)に再びキハ185系が充当されるようになった。これらの列車は、2020年7月18日から牟岐駅 - 海部駅間が阿佐海岸鉄道のDMV工事により運休し、同年11月1日に阿波海南駅 - 海部駅間が阿佐海岸鉄道阿佐東線に移管されたことにより、牟岐駅 - 阿波海南駅間の工事完了後の2021年2月1日からそれぞれ牟岐発阿波海南行き、阿波海南発徳島行き(牟岐から特急「むろと2号」)として運行を再開している。なお、JR四国線内で定期運転の普通列車にリクライニングシート装備の車両が充当されているのは、この牟岐駅 - 阿波海南駅間のみである(「普通列車」に快速を含めれば、他に高松駅 - 児島駅間の「マリンライナー」のグリーン車・普通車指定席がある)。
かつては牟岐駅 - 阿佐海岸鉄道阿佐東線甲浦駅間の直通列車が2往復設定されており、JRの車両と阿佐海岸鉄道の車両が1往復ずつ使用されていたが、2019年3月16日改正で廃止された。この直通運転は2008年3月15日のダイヤ改正で一時中止された後、要望が多いことから2009年12月1日より再開されていたものである[5][6]。なお、バス代行輸送期間のうち2020年12月1日から2021年1月31日までは朝の代行バス下り1本が牟岐発甲浦行きで運行され、乗り換えなしに移動することができた[7]。
快速列車(廃止)[編集]
文化の森駅は1990年の開業時から2000年まで、一部の普通列車が通過していた[8]。
また、2012年3月17日から2016年3月25日まで、朝の牟岐発上り普通列車1本が阿波中島駅・西原駅・立江駅・文化の森駅を通過していた[9]。
さらに、明石海峡大橋開通前は小松島線直通(後に南小松島発着)の快速列車が運行されていた。
沿線[編集]
徳島駅から南小松島駅まで[編集]
徳島運転所が併設されている地上駅の徳島駅から起点となる。徳島駅は、現在高架化計画が持ち上がっており、それに合わせた再開発計画が進んでいる模様である。長らく地上に横たわっていた徳島駅を高架に移すことで、南北移動の自由化や賑わい空間を演出する、というようなものだ。[10]
徳島駅を出るとお役所が近い阿波富田駅に到着する。このあたりは大都会の貫禄を見せるだが、肝心の鉄道駅は1面1線の単式ホームとなっている。
二軒屋駅周辺では完全に地方にありがちな心落ち着く(主観)住宅街となっている。その先地蔵橋駅あたりから田んぼが点在するようになり、中田駅では完全に周囲が田んぼとなる。中田駅からは小松島線と呼ばれる支線が伸びていたが、廃止となっている。その先の南小松島駅は、現在でこそ小松島市の中心駅だが、昔は駅の北側、現在の日赤病院付近に本家の小松島駅が存在していた。しかし、小松島線は1985年に廃止になってしまう。が、本家の小松島駅は無くなったにも関わらず牟岐線の南小松島駅は改称されなかったため、現在でもあたかも他に「小松島駅」という駅が存在しているようになっている。
南小松島駅から阿南駅まで[編集]
南小松島駅から阿南駅までは列車の本数が比較的多く、速度もそこそこ速いため、ホームエクスプレス阿南が走っているなど、沿線住民に対して乗車機会が創出されているといえる。阿波中島駅を出るとすぐに那賀川を渡る。その先阿南駅の手前で桑野川を渡る。阿南駅周辺は徳島県内屈指の商業地区密集区域で、駅周辺は家電量販店や飲食店で賑わう。
阿南で大部分の列車が折り返し、徳島から阿南まではパターンダイヤが導入されている[注釈 1]。しかし、この先はムカつく電車の行き先の一覧にも掲載されるほど列車の本数が少なくなる。
阿南駅から日和佐駅まで[編集]
阿南駅を出た次の見能林駅や阿波橘駅までは比較的住宅も広がるが、その先は山がちな地形が続くため、利用者もぐっと少なくなる。桑野駅までは阿南市街地をかろうじて形成しており、この駅を終着・始発とする列車(527D~534D運用)が存在するが、そこから先は汽車より車の方が速いバグが発生する区間も見られる。
由岐駅からは海部郡美波町へ入り、ここでは数少ないオーシャンビューを眺望できる。臨時駅で田井ノ浜駅も設置されており、駅の目の前には田井ノ浜海水浴場が存在する。長いトンネルを抜けて北河内駅に停車すると、美波町中心部・日和佐駅に到着する。
日和佐駅から牟岐駅まで[編集]
この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!
歴史[編集]
徳島駅 - 中田駅間は、汽船会社の阿波国共同汽船が小松島港に発着する船との連絡線として1913年に開業させた徳島駅 - 小松島駅間の一部である。開業当初から鉄道院が借り上げて小松島軽便線として運営していた[11][12]。なお、中田駅 - 小松島駅間は1985年に廃止されている。
中田駅 - 羽ノ浦駅間は、私鉄の阿南鉄道が1916年に開業させた中田駅 - 古庄駅間の路線の一部である。鉄道敷設法では以南の建設線の終点を阿南鉄道の終点である古庄駅付近としていたが、羽ノ浦駅から分岐して延伸されることとなった。羽ノ浦駅 - 古庄駅間は阿南鉄道国有化後も貨物線として残っていたが1961年に廃止されている。
羽ノ浦駅 - 海部駅間は当初から国鉄線として建設された。海部駅まで開業したのは1973年である。
年表[編集]
- 1913年(大正2年)4月20日:阿波国共同汽船が徳島駅 - 小松島駅間を開業。鉄道院が借り上げ[12]。
- 1916年(大正5年)12月15日:中田駅開業。阿南鉄道が中田駅 - 古庄駅間を開業[13]。
- 1917年(大正6年)9月1日:阿波国共同汽船の鉄道路線を国有化[14]。小松島軽便線となる。
- 1922年(大正11年)9月2日:軽便線の呼称を廃止。小松島軽便線を小松島線に改称。
- 1934年(昭和9年)9月20日:小松島線 徳島駅 - 二軒屋駅間に富田浦駅、地蔵橋駅 - 中田駅間に丈六駅開業。
- 1936年(昭和11年)
- 1937年(昭和12年)6月27日:牟岐線 桑野駅 - 阿波福井駅間が開業。
- 1939年(昭和14年)12月14日:牟岐線 阿波福井駅 - 日和佐駅間が開業。
- 1940年(昭和15年)9月1日 金磯駅を仮停車場に変更。
- 1941年(昭和16年)8月10日:富田浦駅、丈六駅休止。
- 1942年(昭和17年)7月1日:牟岐線 日和佐駅 - 牟岐駅間が開業。
- 1945年(昭和20年)7月30日:アメリカ軍のグラマン戦闘機2機により那賀川橋梁走行中の列車が機銃掃射を受け30名を超える死者をだす(那賀川鉄橋空襲)
- 1959年(昭和34年)10月1日:赤河内駅を北河内駅と改称。
- 1961年(昭和36年)4月1日:貨物支線の羽ノ浦駅 - 古庄駅間が廃止。牟岐線を徳島駅 - 牟岐駅間、小松島線を中田駅 - 小松島駅間に変更。
- 1962年(昭和37年)7月18日:南小松島駅 - 阿波赤石駅間の金磯駅廃止。準急「むろと」運転開始。
- 1964年(昭和39年)
- 7月11日:由岐駅 - 木岐駅間に(臨)田井ノ浜駅開業。
- 10月1日:羽ノ浦駅 - 阿波中島駅間に西原駅開業。
- 1965年(昭和40年)9月14日 - 台風24号の接近に伴い阿南市一帯に集中豪雨、桑野駅 - 新野駅間など6箇所で道床が流されるなどの被害[18]
- 1966年(昭和41年)
- 1973年(昭和48年)10月1日:牟岐線 牟岐駅 - 海部駅間が開業[19]。旅客営業のみ。
- 1982年(昭和57年)11月15日:中田駅 - 阿南駅間の貨物営業廃止[20]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物営業廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:小松島線 中田駅 - 小松島駅間が廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日:徳島駅 - 二軒屋駅間に阿波富田駅開業[21]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により四国旅客鉄道に承継。
- 1988年(昭和63年)4月10日:急行「むろと」を「阿波」に改称。
- 1990年(平成2年)
- 1992年(平成4年)3月26日:阿佐海岸鉄道阿佐東線との直通運転開始。
- 1998年(平成10年)3月14日:特急「剣山」が牟岐線および阿佐海岸鉄道阿佐東線乗り入れ開始。
- 1999年(平成11年)3月13日:特急「うずしお」を系統分割し特急「むろと」運転開始。
- 2002年(平成14年)7月1日:「阿波室戸シーサイドライン」の愛称使用開始[22]。
- 2005年(平成17年)7月23日:牟岐線初のトロッコ列車運転。
- 2007年(平成19年)10月21日:牟岐線初のリバイバル列車「急行むろと」号が運転される。
- 2008年(平成21年)3月15日:阿佐海岸鉄道阿佐東線への直通運転を中止。特急「ホームエクスプレス阿南」運転開始。
- 2009年(平成21年)12月1日:阿佐海岸鉄道阿佐東線への直通運転を再開。
- 2010年(平成22年)3月13日:ホーム嵩上工事完成。全線で1500・1200型気動車の運転が可能となる。
- 2011年(平成23年)3月12日:特急「剣山」の阿佐海岸鉄道阿佐東線への直通運転が廃止される。
- 2014年(平成26年)3月15日:特急「剣山」の系統分割により、牟岐線の牟岐発着特急3往復が全て徳島発着「むろと」になる。
- 2019年(平成31年)3月16日:ダイヤ改正により、パターンダイヤを導入し、徳島駅 - 阿南駅間で普通列車が8本増発[23]。また、阿南駅 - 牟岐駅・海部駅間の普通列車が減便、特急「むろと」が1往復になり(改正前は3往復)、特急「ホームエクスプレス阿南」が廃止[24]。牟岐駅発着の阿佐海岸鉄道との朝2往復の相互直通運転も廃止となり、全ての列車が海部駅で乗り換えとなった[25][26]。さらにこの減便対策として、同日から徳島バスの高速バス路線「室戸・生見・阿南大阪線」のうち、阿南駅 - 甲浦間相互で乗降が可能となった[27][28](通常は高速バスの末端区間相互の乗降はできないが、この区間でそれを可能とすることで列車との補完を行うものである。ただし、座席に空きがある場合に限る)。
- 2020年(令和2年)
- 7月18日:阿波海南駅 - 海部駅間でDMV関連工事を行うため、牟岐駅 - 海部駅間を運休しバス代行輸送を開始[29][30]。
- 8月11日:JR四国が阿波海南駅 - 海部駅間の鉄道事業廃止届を国土交通省に提出[31][32]。
- 9月29日:9月3日に行った四国運輸局による聴取の結果、阿波海南駅 - 海部駅間の廃止予定日繰り上げが認められたことから、JR四国が阿波海南駅 - 海部駅間の鉄道事業廃止繰上届を国土交通省に提出[33][34]。
- 10月1日:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延の影響による乗客減に伴い、この日から当面の間、下り最終列車の徳島23時39分発の阿南行き普通列車が運休[35][36]。
- 10月31日:阿波海南駅 - 海部駅間の鉄道事業廃止[33][34]。代行バスは11月30日まで引き続き牟岐駅 - 阿波海南駅 - 海部駅間にてJR四国が運行。
- 11月1日:阿波海南駅 - 海部駅間が阿佐海岸鉄道阿佐東線に編入される[1][2]。
- 12月1日:JR四国による代行バスが牟岐駅 - 阿波海南駅間に短縮。阿佐海岸鉄道による代行バス運行が阿波海南駅 - 海部駅 - 甲浦駅間で開始。
- 2021年(令和3年)
駅一覧[編集]
駅番号 | 駅名 | 駅間 営業キロ |
累計 営業キロ |
接続路線 | 線路 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
M 00 | 徳島駅 | - | 0.0 | 四国旅客鉄道:T 高徳線・B 徳島線[* 1]・N 鳴門線[* 1] | ◇ | 徳島市 | |
M 01 | 阿波富田駅 | 1.4 | 1.4 | | | |||
M 02 | 二軒屋駅 | 1.4 | 2.8 | ◇ | |||
M 03 | 文化の森駅 | 1.1 | 3.9 | | | |||
M 04 | 地蔵橋駅 | 2.1 | 6.0 | | | |||
M 05 | 中田駅 | 3.2 | 9.2 | ◇ | 小松島市 | ||
M 06 | 南小松島駅 | 1.7 | 10.9 | ◇ | |||
M 07 | 阿波赤石駅 | 3.3 | 14.2 | | | |||
M 08 | 立江駅 | 1.4 | 15.6 | ◇ | |||
M 09 | 羽ノ浦駅 | 2.1 | 17.7 | ◇ | 阿南市 | ||
M 10 | 西原駅 | 2.1 | 19.8 | | | |||
M 11 | 阿波中島駅 | 2.0 | 21.8 | | | |||
M 12 | 阿南駅 | 2.7 | 24.5 | ◇ | |||
M 13 | 見能林駅 | 1.9 | 26.4 | | | |||
M 14 | 阿波橘駅 | 2.2 | 28.6 | | | |||
M 15 | 桑野駅 | 4.0 | 32.6 | ◇ | |||
M 16 | 新野駅 | 3.6 | 36.2 | | | |||
M 17 | 阿波福井駅 | 2.7 | 38.9 | | | |||
M 18 | 由岐駅 | 6.0 | 44.9 | ◇ | 海部郡 | 美波町 | |
(臨)田井ノ浜駅 | 0.8 | 45.7 | | | ||||
M 19 | 木岐駅 | 1.5 | 47.2 | | | |||
M 20 | 北河内駅 | 4.3 | 51.5 | | | |||
M 21 | 日和佐駅 | 1.8 | 53.3 | ◇ | |||
M 22 | 山河内駅 | 5.1 | 58.4 | | | |||
M 23 | 辺川駅 | 5.9 | 64.3 | | | 牟岐町 | ||
M 24 | 牟岐駅 | 3.4 | 67.7 | ◇ | |||
M 25 | 鯖瀬駅 | 4.3 | 72.0 | | | 海陽町 | ||
M 26 | 浅川駅 | 3.4 | 75.4 | | | |||
M 27 | 阿波海南駅 | 2.4 | 77.8 | 阿佐海岸鉄道:AK 阿佐東線 | | |
廃止区間[編集]
- 羽ノ浦駅 - (貨)古庄駅(1936年7月1日旅客営業廃止で貨物支線となり1961年4月1日廃止)
- 阿波海南駅 - 海部駅(阿佐海岸鉄道阿佐東線への編入に伴い2020年10月31日廃止)[33][34]
※ (貨)は貨物専用駅
廃駅[編集]
廃止区間のものを除く。1961年以前は小松島線だった区間も含む。
- 富田浦駅:1934年9月20日開業、1941年8月10日休止、徳島 - 二軒屋間
- 丈六駅:1934年9月20日開業、1941年8月10日休止、地蔵橋 - 中田間
- 金磯駅:1916年12月15日開業、1962年7月18日廃止、南小松島 - 阿波赤石間
過去の接続路線[編集]
- 中田駅:日本国有鉄道小松島線 - 1985年3月14日廃止
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ a b “-あさてつからのお知らせ-” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 阿佐海岸鉄道, (2020年10月26日), オリジナルの2020年10月26日時点によるアーカイブ。 2020年10月26日閲覧。
- ↑ a b “阿佐海岸鉄道 ディーゼル運行 11月末で終了 徳島”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2020年10月24日). オリジナルの2020年10月24日時点によるアーカイブ。 2020年10月24日閲覧。
- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ↑ 平成22年3月ダイヤ改正について - JR四国、2009年12月18日。
- ↑ 阿佐海岸鉄道との相互乗入れについて - JR四国、2009年11月25日。
- ↑ JR四国との直通運転を再開 - 阿佐海岸鉄道 阿佐鉄ニュース、2009年11月24日。
- ↑ 列車[代行バス]時刻表(阿佐東線・JR牟岐線) 令和2年 (2020年) 12月1日改正 - 阿佐海岸鉄道
- ↑ 『JTB時刻表』1991年5月号、1994年9月号、1995年4月号、1999年12月号、2000年3月号
- ↑ 『JTB時刻表』2013年3月号、2016年4月号
- ↑ 徳島駅周辺まちづくり 「文化・レク」区画構想 市、計画修正版を策定(徳島の話題|徳島ニュース) - 徳島新聞電子版
- ↑ 【3】阿波国共同鉄道 旅客・貨物の流れ集中(夢の軌跡 港と鉄道の物語) - 徳島新聞(2008年11月24日付、2011年3月5日閲覧)
- ↑ a b 「鉄道院告示第21・22号」『官報』1913年4月16日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ↑ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1916年12月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ↑ 「内閣告示第2号」『官報』1917年8月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ↑ 「鉄道省告示第87号」『官報』1936年3月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ↑ 「鉄道省告示第183・184号」『官報』1936年6月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ↑ 『鉄道省鉄道統計資料. 昭和11年度』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ↑ 「近畿・四国の前触れ被害広がる 一万二千戸が浸水」『日本経済新聞』昭和40年9月15日.15面
- ↑ “日本鉄道建設公団30年略史”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 8. (1993年3月23日)
- ↑ “日本国有鉄道公示第166号”. 官報. (1982年11月13日)
- ↑ “日本国有鉄道公示第105号”. 官報. (1986年10月8日)
- ↑ 「鉄道記録帳」、『RAIL FAN』第49巻第10号、鉄道友の会、2002年10月号、 22頁。
- ↑ “平成31年3月ダイヤ改正について” (PDF) (プレスリリース), 四国旅客鉄道, (2018年12月14日) 2019年1月2日閲覧。
- ↑ “JR最短区間の特急がラストラン 追加料金は320円”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2019年3月15日) 2019年3月16日閲覧。
- ↑ 交通新聞社『JR時刻表』2019年3月号
- ↑ 牟岐線一部30分間隔に JR四国、利用増加へ3月から - 徳島新聞、2018年12月15日
- ↑ “珍しい「鉄道・高速バス連携ダイヤ」導入の背景 競合から協調に舵、JR四国の事情”. au Webポータル. 2019年3月5日確認。
- ↑ “阿南大阪線 ダイヤ改正について”. 徳島バス株式会社. 2019年3月18日確認。
- ↑ “牟岐線牟岐駅・海部駅間バス代行輸送について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 四国旅客鉄道, (2020年6月15日), オリジナルの2020年6月22日時点によるアーカイブ。 2020年8月12日閲覧。
- ↑ “令和2年7月ダイヤ改正について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 阿佐海岸鉄道, (2020年6月15日), オリジナルの2020年6月21日時点によるアーカイブ。 2020年8月12日閲覧。
- ↑ “鉄道事業の一部廃止の届出及び本届出に係る公衆の利便の確保に関する意見の聴取について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 国土交通省四国運輸局, (2020年8月11日), オリジナルの2020年9月6日時点によるアーカイブ。 2020年8月13日閲覧。
- ↑ “牟岐線阿波海南・海部間の鉄道事業廃止届の提出について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 四国旅客鉄道, (2020年8月11日), オリジナルの2020年8月11日時点によるアーカイブ。 2020年8月12日閲覧。
- ↑ a b c “鉄道事業の一部廃止の日を繰上げる届出について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 国土交通省四国運輸局, (2020年9月29日), オリジナルの2020年10月3日時点によるアーカイブ。 2020年9月29日閲覧。
- ↑ a b c “牟岐線阿波海南・海部間の廃止日の繰上届の提出について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 四国旅客鉄道, (2020年9月29日), オリジナルの2020年9月29日時点によるアーカイブ。 2020年9月29日閲覧。
- ↑ “新型コロナウイルスの影響による列車の運転計画について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 四国旅客鉄道, (2020年9月16日), オリジナルの2020年10月7日時点によるアーカイブ。 2020年10月7日閲覧。
- ↑ “徳島駅発の最終列車が当面運休 JR四国、10月1日から”. 徳島新聞. (2020年9月17日). オリジナルの2020年10月4日時点によるアーカイブ。 2020年10月7日閲覧。
- ↑ “牟岐線 牟岐駅・阿波海南駅間バス代行輸送について(PDF)”. 四国旅客鉄道. 2021年1月2日確認。
- ↑ “牟岐線 牟岐~阿波海南駅間 列車時刻表(2021年2月1日~3月12日)(PDF)”. 四国旅客鉄道. 2020年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月2日確認。
- ↑ “時刻表” (日本語). 阿佐海岸鉄道. 2021年1月26日確認。
- ↑ “2021年3月ダイヤ改正について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 四国旅客鉄道, (2020年12月18日), オリジナルの2020年12月18日時点によるアーカイブ。 2020年12月21日閲覧。
注釈[編集]
- ↑ 日中は30分間隔で運行されている。