石井ふく子
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石井 ふく子(いしい ふくこ、1926年9月1日 - )は、日本のテレビプロデューサー、舞台演出家。
プロフィール[編集]
概要[編集]
東京女子経済専門学校卒業。
当初は新東宝の女優などとして活動し、日本電建宣伝部を経て、ラジオ東京(現TBS)に入社後はテレビドラマのプロデューサー、舞台演出家としても活動するようになる。
主な代表作は『女と味噌汁』シリーズ、『肝っ玉かあさん』シリーズ、『ありがとう』シリーズ、『心』、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズなど。
作品[編集]
テレビドラマ[編集]
※ 特記がない限り、プロデューサーを担当。
※ 放送局はすべて東京放送→TBSテレビ。
- 肝っ玉かあさん[1]
- ありがとう
- 心[6](1980年4月24日 - 1981年1月29日、全40回)
- 渡る世間は鬼ばかり[7]
- 第1シリーズ(1990年10月11日 - 1991年9月26日、全48回)[8]
- 第2シリーズ(1993年4月15日 - 1994年3月31日、全49回)[9]
- 秋のスペシャル(1994年9月29日)
- 第4シリーズ(1998年10月1日 - 1999年9月30日、全51回)
- 二時間年末特別企画(1999年12月23日)
- 春の二時間スペシャル(2000年4月6日)
- 第5シリーズ(2000年10月5日 - 2001年9月27日、全50回)[10]
- 第6シリーズ(2002年4月4日 - 2003年3月27日、全51回)
- 第7シリーズ(2004年4月1日 - 2005年3月31日、全51回)
- 第8シリーズ(2006年4月6日 - 2007年3月29日、全50回)[11]
- 第9シリーズ(2008年4月3日 - 2009年3月26日、全49回)[12]
- 最終シリーズ(2010年10月14日 - 2011年9月29日、全47回)
- ただいま!!2週連続スペシャル 前後編(前編:2012年9月17日・後編:2012年9月24日)
- 2013年2時間スペシャル 前後編(前編:2013年5月27日・後編:2013年6月3日)
- 2015年2時間スペシャル 前後編(前編:2015年2月16日・後編:2015年2月23日)
- 2016年二夜連続特別企画(2016年9月18日 - 9月19日)
- 2017年3時間スペシャル(2017年9月18日)
- 3時間スペシャル2018(2018年9月17日)
- ドラマ特別企画「あにいもうと」(2018年6月25日)
- 新春ドラマ特別企画「あしたの家族」(2020年1月5日)[13]
舞台演出[編集]
- なつかしい顔(1968年 新橋演舞場 舞台初演出 出演:伊志井寛、水谷良重)
- 春秋めおと囃子(1973年 名鉄ホール 出演:中村玉緒、長門裕之)
- 夏のふたり(1976年 御園座 出演:林与一、小川知子)
- 秋のかげろう(1977年 名鉄ホール 出演:林与一、長山藍子)
- 花の巴里の橘や(1978年 帝国劇場 京マチ子主演)
- 花の三角野郎(1980年 名鉄ホール 若山富三郎主演)
- 幸福(1985年 名鉄ホール 出演:芦田伸介、山岡久乃、沢田雅美、石野真子、広岡瞬)
- 花のこころ(1986年 帝国劇場 池内淳子主演)
- お嫁に行きたい!!(1987年 芸術座 池内淳子主演)
- 花の巴里の橘や(1987年 名鉄ホール 京マチ子主演)
- 春日局(1989年 帝国劇場 佐久間良子主演)
- 男を金にする女(1991年 芸術座 大原麗子主演)
- 品川心中(1993年 日生劇場 大原麗子主演)
- お夏狂乱(1994年 帝国劇場 大原麗子主演)
- お美津(1995年 新宿コマ劇場 水前寺清子主演)
- あさき夢みし(1997年 帝国劇場 泉ピン子主演)
- 規子と弓代(1999年 名鉄ホール 坂口良子主演)
- 男を金にする女(2000年 南座 古手川祐子主演)
- 空のかあさま(2001年 芸術座 斉藤由貴主演)
- 初蕾(2004年 芸術座 京野ことみ主演)
- 初蕾(2004年 南座 高橋恵子主演)
- 男を金にする女(2004年 名鉄ホール 竹下景子主演)
- 娘よ(2005年 ル テアトル銀座 一路真輝主演)
- 喜和(2005年 名鉄ホール 三田佳子主演)
- 京紅ものがたり(2006年 新橋演舞場 十朱幸代主演)
- 忠臣蔵 いのち燃ゆる時(2007年 明治座 松平健主演)
- エドの舞踏会(2007年 御園座 三田佳子主演)
- 御いのち(2008年 御園座 竹下景子主演)
- 華々しき一族(2008年 ル テアトル銀座 若尾文子主演)
- おしん(2009年 御園座 出演:小林綾子、長山藍子)
- 女の人指し指(2011年 名鉄ホール 若尾文子主演)
- 女たちの忠臣蔵(2012年 明治座 高島礼子主演)
- 花嫁(2016年 三越劇場 湘南台文化センター市民シアター 高橋惠子 西郷輝彦主演)向田邦子没後35周年 [14]
- 君はどこにいるの(2017年2月、三越劇場、一宮市民会館 出演:一路真輝、西郷輝彦、竹下景子、渋谷飛鳥)[15]
出演[編集]
テレビ番組[編集]
- 離婚・ぼくんちの場合(1983年 TBS 大原麗子主演)
- 橋田壽賀子ドラマ おんなは一生懸命(最終回のみに出演)(1988年 TBS 泉ピン子主演)
- おんなの家(1993年 TBS 杉村春子主演)(東芝日曜劇場が単発ドラマとして最後を迎え、ラストシーンに登場する)
- 特別対談番組「吉永小百合 石井ふく子 34年の絆」〜山本周五郎生誕100年記念によせて〜 (2003年 TBS)
- 徹子の部屋(1977年1月10日、2021年9月9日、テレビ朝日)[16]
ラジオ番組[編集]
- 生島ヒロシのおはよう一直線(2021年9月20日、21日、22日・TBSラジオ)うるおい生活講座 - ゲスト
映画[編集]
- 三百六十五夜 東京篇・大阪篇(1948年、新東宝) - ダンサー 役
- 人間模様(1949年、新東宝) - 女中・八重 役
- 女医の診察室(1950年、新東宝) - 看護師 役[17]
受賞・受章歴[編集]
- 第8回放送批評家賞(ギャラクシー賞)(1971年)[18] - 東芝日曜劇場のプロデュースに対して
- 日本女性放送者懇談会賞(1981年)[19]
- 紫綬褒章(1989年)
- 菊田一夫演劇賞・特別賞(2004年)
- 毎日芸術賞(2016年)
- 岩谷時子賞(2018年)
著書[編集]
- 『幸せってなんだろう』(ぱぴるすBooks) 三笠書房, 1974
- 『明日のために』鎌倉書房, 1977
- 『花のこころ花のかお 最長寿番組を彩った俳優』小学館, 1985
- 『心におしゃれを 私のドラマ作り30年』講談社, 1986
- 『想い出かくれんぼ』集英社, 1993
- 『お蔭さまで』世界文化社, 1993
- 『ありがとうまたね…』廣済堂出版, 2012
- 『あせらず、おこらず、あきらめず』KADOKAWA, 2016
- 『家族のようなあなたへ』世界文化社, 2021
共著編[編集]
- 『東芝日曜劇場名作集』上下 編. 文陽社, 1975-76
- 『女たちの忠臣蔵 橋田寿賀子作品集』編. 大和山出版社, 1983
- 『渡る世間は… 橋田壽賀子石井ふく子対談エッセイ』TBS東京放送, 2001
石井ふく子を演じた女優[編集]
脚注[編集]
- ↑ 放送日などはWikipedia日本語版「肝っ玉かあさん」を参照。
- ↑ 放送ライブラリー 番組ID:000789
- ↑ 放送ライブラリー 番組ID:000905
- ↑ 放送ライブラリー 番組ID:003060
- ↑ 放送ライブラリー 番組ID:003061
- ↑ 横浜市にある放送ライブラリーでは、第一回「結納の日」(1980年4月24日放送分)の閲覧が可能である。 放送ライブラリー 番組ID:0003984
- ↑ 第3シリーズは井上靖央がプロデューサーを担当。詳細は放送ライブラリー 番組ID:010011を参照。
- ↑ 放送ライブラリー 番組ID:008511
- ↑ 放送ライブラリー 番組ID:008536
- ↑ 放送ライブラリー 番組ID:011458
- ↑ 放送ライブラリー 番組ID:016603(最終回のみ放送ライブラリー 番組ID:016604)
- ↑ 放送ライブラリー 番組ID:202813(最終回のみ放送ライブラリー 番組ID:202814)
- ↑ “宮崎あおい、石井ふく子さんと2年ぶりタッグ…TBS系新春ドラマ「あしたの家族」主演”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年11月1日) 2019年11月1日閲覧。
- ↑ http://www.ints.co.jp/hanayome2016/
- ↑ “一路真輝と西郷輝彦がいたわり合う父娘に「君はどこにいるの」演出は石井ふく子”. ステージナタリー. (2016年9月22日) 2016年9月23日閲覧。
- ↑ “石井ふく子さん、テレビで初めて語る。「家族のようだった」橋田壽賀子さんとの60年”. テレ朝POST. (2021年9月8日) 2021年9月9日閲覧。
- ↑ 【追悼2015】女優・原節子さん 最期まで貫いた伝説 生涯独身 隠とん生活 スポーツ報知 2015年12月30日
- ↑ “第8回ギャラクシー賞受賞作品”. 放送批評懇談会. 2014年11月13日確認。
- ↑ “歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会 SJWRT. 2016年6月21日確認。